モノからコトへ①

モノ売りからコト売りへ。
いったい、いつから聞いているキーワードだろう。
今もよく見聞きする。

老害に侵食されかけている脳の記憶を司るところにある引き出しを
片っぱしからキーキー音を立てて開けては閉めて探したら、
博報堂の「生活予報」に最初登場したんじゃないかしら、バブルの頃かもね。
という断片が見つかった。

裏をとるためにググったら、
「モノ消費」から「コト消費」、さらに「トキ消費」・「イミ消費」だそうだ…
そもそも、コト消費が世に流布されるとき、
トキもイミも内包されてやしなかったかい?博報堂さん…

というか、モノが支持されるということは、
コトという付加価値が支持されているのだというのはモノのない時代からの不変の事実だと思うのだが…
たとえば、洗濯物すべて手洗いは大変だ。そこで電気洗濯機の登場!
家事の時短、お母さんの労力軽減という「コト」に爆発的な支持が!。

ま、それはなんでも良いとして…。

たとえば、IT業界にはSIer(システムインテグレーター)と形容される会社がある。
当該業界ではコト売りであるには「課題探知能力」が必要だと
シンフォニーマーケティング代表取締役の庭山一郎さんが書かれている。(庭山さんはネットでしか記述を拝読していないが、どれも納得させられる内容だと思う)

ここについて、素人考察を進めていきたい。ご興味ある方は、引き続きかつ気長に、ぜひご贔屓のほど。