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高60-1 高円寺駅南口

関東バス
高60-1
練馬駅前→高円寺駅南口
2022年5月15日乗車
片道一本のみ(毎日運行)

関東バス高60系統は、西武鉄道各線と都営地下鉄大江戸線の拠点駅、練馬駅から野方駅を経由し、JR中央線高円寺駅とを結ぶ系統である。
山手線より西側のエリアでは鉄道路線が横方向には充実しているが、縦方向に動く路線に乏しく、そのような流動にはもっぱら路線バスが活躍している。
この系統も例外ではなく、日中はおおむね12分間隔でバスが発車しており、利便性の高い路線となっている。

一見普通の、よくある都市型のバス路線であるが、毎日練馬駅前から発車する最終便のみ、高円寺駅の南口ロータリーまで足を延ばしている。
練馬駅と高円寺駅の位置関係からして、高円寺駅では北口ロータリーを発着するのが妥当であり、実際この最終便をのぞく全便が高円寺駅北口ロータリーを発着地としている。

高頻度で運行される時刻表だが、最終便に注目したい
マイナーバスの発車時刻が近づく
運転士さんの好意に感謝したい
前面の行先表示からは通常便と区別ができなかった
車内の運賃表示器では高円寺駅南口行きであることが読み取れる

乗車したのは日曜日。発車時刻は22時を過ぎていたが、それなりに利用があり、都会のパワーを感じさせる。
野方駅で乗客の入れ替わりが多少あり、「通常の」終点である高円寺駅北口で自分以外は全員降車、かと思われたが、他にも一名が引き続き乗車。
乗客二名で終着の高円寺駅南口に到着した。
種明かしとしては、このバスは続けて五日市街道営業所行き最終バスとなる。
もう一人の乗客はこの便へ乗り継ぐ予定だったようだ。

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