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『ゆきちゃんとからばこの犬』(文芸社 刊) 文 栗林水音子 / 絵 関口 拓志📗

〜ティッシュペーパーの空箱で作ったお気に入りの犬・パンジー。 ある日、パンジーが行方不明に⁉︎大あわてのゆきちゃんが見たものは‼︎〜

   ゆきちゃんには、お気に入りの仲良しの(おもちゃの)犬が、3匹います🐶🐕🐩。 その中でも、とりわけ特別なのが、ゆきちゃんお手製のティッシュの空箱で作った犬…

   名前は、パンジー🐶…  ゆきちゃんにとっての特別な犬🐶。
   でも、ゆきちゃんのおとうさん👨の目には、ゆきちゃんにとって、どんなに特別で、どんなに大切にしているものなのかが、気づけません!そして、あーあ😞な事件が起きてしまいます…💦。 

   そこには、ゆきちゃんにはゆきちゃんの大切な理由が存在し、おとうさんにはゆきちゃんが何故そんなに大切にしているものなのかが、わからない理由も、ちゃんと存在します。 

   パパにもママにも、それに気が付いてもらえたゆきちゃん…。 ゆきちゃんも、パパの理由に気づくことが出来ました…  。

   これからは、家族みんなで、ゆきちゃんの作ったからばこの犬🐶を愛してもらえます🍀 よかったね☺️ゆきちゃん👧💕。  

  〜🍀この絵本を読ませていただいて🍀 〜

…これはきっと、子供の頃に誰しもが経験したことがあるのでは?というエピソードじゃないかなぁ? と感じました。 そして、ありそうで、どこにも存在しない唯一無二の絵本📗だと、思いました。  

   私は、寂しい言い方かも知れないけれど、今までの人生経験(たいした経験ではないですけれど)から、人と人は、永遠にわかり合えないもの…と思っています。 …と言うと、冷めた人だと誤解されそうですが、、 たとえ、長年連れ添った夫婦であっても、親子であっても、、 他の人より、少し知っていたり、理解しているつもりでいるだけで、相手のことを100パーセント理解するのは不可能だと思っています。  この絵本のお話は、家庭や子供の世界に限ったことではありません。

   例えばSNSの世界でも、そう… SNSで見聞きしたことだけで、相手の全てを知ったつもりになってしまう… その人にはその人の大切にしている事情や理由がちゃんとあるのに、相手に対して一方的に過度に批判的感情を持ち(もちろん!自分の心の中では何を思っても自由ですが…)、それに対して、人に間違った共感性を求めて行くと、時にそれは、ただの(実際にはちゃんと知らない相手への)誹謗躊躇へ繋がってしまうことすら、あります。  

   相手との信頼関係は、きっと私の気持ちはわかってくれているだろう…とか、相手も同じように思ってくれているだろう…と言う推測、つまりは、お互いを信じる気持ちで成立しているのだと思っています🤲 なので、相手にどうしてそう思うのかをちゃんと言葉で話しをしたり、相手の言葉(アドバイス)に耳を傾けることがとても大切で、それが、お互いに「寄り添う」ということなんだと、この絵本を通じて、再認識しました😌🍀 

   けれど、つい、面と向かって話し合うのが照れくさかったり、素直になれなかったり…そんな時は、音楽の力を借りたり、一緒に美味しい食卓を囲んだり、「楽しいね!美味しいね!」を共感することで、何も語らずとも互いを許し合ったり、気持ちを交わすことも出来ますね😉✨

    お話を読み終えた後に、一緒にいただいた絵本に付属されていたCD💿で、この物語の作者の栗林水音子さんが、作詞作曲し、歌って下さってる「だいすきパンジー🐶」と言う曲を聞かせていただきましたが、主人公の女の子👧ゆきちゃんの思い・気持ちが痛いほど溢れていて、水音ちゃんと一緒にコーラスしている女の子👧の声もとっても可愛くて、涙が溢れて止まりませんでした💧😌💧

   1人でも多くの方にこの物語に触れいただき、人として大切なことを思い返していただければと願います🤲🌈 

   最後になりますが、水音ちゃん💕素敵なお話📗、そして素敵な歌声💿を届けて下さり、ありがとうございました😊 

   そして、長々と私の拙い感想を最後まで読んで下さった皆様も、ありがとうございました🙇‍♀️

    日々、皆さまが温かな♥️で、幸せ🍀な気持ちで暮らせますよう、お祈り申し上げます🤲✨✨🌈