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ポエム

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縛りのない 溢れでる言葉のままを綴る
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2020年12月の記事一覧

つごもり 月隠り(つきごもり) 陰暦の月の三十日 月が隠れて影を見せない日 目に見えるものが全てではなく 目に見えなくてもそこにはある 感じるままに溢れ出る 果てることのない感情は とっても柔らかく とっても暖かく ゆっくり潤い満ちていく 探しているもの 見えなくなっているものに 胸が熱くなったなら それは、そこにある 今宵は満月 ありがとう

すな 岩石が雨風にさらされて 壊れた "かけら" 粒子となるまで 幾度となく壊され どれほどの旅を してきたのだろう 海辺にいる砂達は 殻を持つ生き物の化石 大地の星となり輝いている 『今』に至るまで 誰もが旅をしている 今のあなたは どこにいますか? 旅の始まり、 旅の途中、、 旅の終わり、、。 旅の"航海士"はあなた自身 心のコンパスが指し示す場所へ ほんのわずかでも あなたの輝ける場所へ ありがとう @拝啓 あんこぼーろ さんからのお題?『砂場』で

相対するものを "心"に思い浮かべる "想" 想像、思想 感想、妄想 発想、理想、、 自分の心の中は 自分だけのもの いくらだって 好きなだけ 想い描ける 相手の心の中は 相手だけのもの 好きなように 描くことはできない お互いの想いを 溢れさせるとき 白でも黒でもない 新しい感覚を描けたら それはきっと カプチーノみたいに とっても美味しい♡ @水野うた さんからのお題『想』で 書かせて頂きました☆ ありがとう

あう めぐりあう たまたま もてなす たった一文字なのに 沢山の意味を持つ 必要な場に合わせて 一文字の色を変える 奇遇、遭遇 千載一遇、境遇 待遇、優遇 一緒になる文字で 印象を変えてゆく たった一人なのに 沢山の顔を持つ 必要な場に合わせて 自分自身の色を変える あなたは 誰と一緒にいるときが 一番好きな自分ですか? @Shiho さんからのお題『遇』で 書かせていただきました☆ Shihoさんのところへ  飛べるようにしたかったんだけどね えっとね、

溢れてくる言葉を そのまま流してしまったら 拾いたかった言葉も どこかへ行ってしまうから 溢れてくる言葉を そのまま広げてみたら 拾いたかった言葉も 見付けられそうだから 溢れてくる言葉を 拾いたかった言葉を 綴ろうと思ったんだ 聞こえる言葉 聴こえる言葉 "言葉は心" ほら。聴こえるでしょ。                                                                                     

いつの間にか 当たり前のように "私"を 演じていたのかもしれない そんな風に思った "私"のずっと奥へ いつの間にか入り込み 直接話し掛けてくる 幾重にも纏った 鎧にも似たそれを 溶かしていくように 何も纏わなくてもいいよ そのままでいいよ 『言葉の箱庭』 溢れてくる言葉を 表現する場 言葉は風 言葉は音 言葉は色 風の音色 手を繋いだら どこまでも翔べる そんな気がしたんだ #ことば展覧会 へ参加させて頂きました♡ ありがとう