マガジンのカバー画像

農業と地域のブランディングデザイナーの雑感

15
農業と地域のブランディングデザイナーが、日常の中で感じたことをまとめています。
運営しているクリエイター

#デザイナー

なぜ地域と農のデザインを、仕事にしてるの?

「奇跡的なご縁があったからです」 と、いつもお答えしています。 - こんにちは、 コトリコのブランドデザイナー江藤梢です。 今回は、よくいただくこの質問を、 15年目の歩みと共にここに残したいと思います。 こんなデザイナーです地域や農業界隈の クリエイティブ関連の仕事をしています。 独立して15年目、法人化して8年目です。 お仕事は公式サイトにまとめていますので、 よろしければご覧ください。 ▼株式会社コトリコ 基本的な考えかた もっとも大切にしてきたのは、 ”ク

【「Adobe VS Canva論争」を見て】歴20年デザイナーのCanvaのリアルな感想

みなさまこんにちは。 Canva、使っていますか? この記事を読んでいただく方はクリエイターさんが多いと思うのですが、ここ最近デザイン業界界隈でたびたび「Adobe VS Canva論争」が起こっていますね。 私は今年からCanvaを始め、これまで500枚以上制作している歴20年以上のデザイナーなのですが、「圧倒的に使いやすい」という理由でクライアントワーク納品物以外でCanvaをたくさん活用しています。さらに普段のアプリケーションでおこなっていた作業が段々とCanvaに

【地域と農】デザインで重視していること

<12.15改訂> この記事の音声データをご用意しました。テキストと音声、ご都合良い方をセレクトいただけます◎ こんにちは、地域と農のブランディングデザイナーコトリコの江藤です。 今回は「デザインで重視してること」についてお話します。 「デザイナーってこんなこと考えてつくってるのかぁ」と少しでも感じていただけたら幸いです。 デザインで重視していること、最近はこんな感じです。 これらでクライアント様の価値や売上の向上に貢献できると信じて制作しています。 1.目の前の方々

デザイナーとの打合せ。その時はぜひ「絶対条件」と「理想」をお伝えください

こんにちは、地域と農業のブランディングデザイナー江藤です。 ここをご覧になった方は、最近デザイナーとのやりとりが発生している方が多いでしょうか。この記事では、自分もデザイナーに依頼する立場にあるデザイン歴16年目の私が、デザイナーに相談する時にこれを伝えるとスムーズになることがあるよ!というポイントをお伝えします。 デザイナーに相談する場合、何を伝えればいい?ぜひ「絶対条件」と「理想」を伝えてください。 ここで言う「絶対条件」とは、 デザインを依頼する上で あなたが「こ

”実は、革製品ってサステナブル”【ファッション×第一次産業】

「革製品はのためだけに、動物の命をいただくことはありません」 この言葉は、日本皮革産業連合会(JLIA)が発行する「Thinking Leather Action(TLA)」事業のパンフレットで掲げている言葉です。 「動物からいただく命は、余すところなく活用」されるそうです。 2022年に大きな話題となり世界的賞も受賞した篠原ともえさんの「ザ・レザー・スクラップ・キモノ」。この作品も展示された、東京レザーフェアからこのパンフレットは届きました。 私はもともと革製品が好き