3-3 マクロの記録デバッグ
前回の続き
デバッグ
デバッグをクリックしてみましょう
Sheets("Sheet2").Select
でエラーとなっています。
この命令は
「Sheet2」という名前のシートをSelect(選択)しようとする命令です。
が、これができないと言っています。
エラーの意味
エラーメッセージ「インデックスが有効範囲にありません」の意味は
Sheets("Sheet2").Select
で、カッコ内の値(この場合「Sheet2」というシート名を示す)がインデックスに相当し、
エラーはこれが不適切ですよと警告しています。
では、実際に「Sheet2」という名前のシートはあるのでしょうか?
いまのExcel Bookを見てみましょう
↓
ない!
振り返り
それでは、前回の記録までの操作を振り返ってみます。
↓
Excelを操作
(1)シートを追加
→ この時点で「Sheet2」という名前のシートが追加されます
(2)シート名を「変更後のシート」へ変更
→ この時点で「Sheet2」という名前のシートが無くなっていました
判明!
ということで
Sheets("Sheet2").Select
でエラーとなりました!
めでたし! めでたし! 💦
教訓
このようにマクロの記録は便利ですが
たいていの場合はそのまま使うことはできません。
練習
このエラーを解消する方法を考えてみてください。
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