オリ / 可不 備忘録

曲を投稿しました。


可不誕生祭2023と、DTM鯖隔週お題作曲に合わせて作った曲です。結局3日近く遅刻してしまいましたが…。自分が後で見返すためにこの曲について考えた事や参考元を記しておきます。どうせならということでこのリンクを曲の概要欄に貼る予定です。長いので読むもんじゃありません。

1.「オリ」の意図やテーマ


この曲の大きなテーマは可不ちゃんの誕生日にちなんで「七夕」なのですが、実際に歌詞の題材の中心となった考えは

「創作者が没にしてゴミ箱に入れたはずの歌や絵をこっそり回収して大切にする合成音声達、居るのでは?」 です。

居てほしい

実際に居る。居てくれ。居たら可愛いと思いませんか?

曲中で可不ちゃんは誰も起きていない時間帯にこっそりとパソコン内を散歩し、ゴミ箱やデスクトップを物色します。そこで見つけたボツのメロディ案やただの落書きなんかを自分専用のファイルに隠しこみます。

自分は結構物を捨てられない性格でよく制作過程に生まれたいらないwavファイルを捨てずに放置してしまうため、その役目を「オリ」では可不ちゃんに演じてもらいました。

それと、作者からすると不出来なゴミ作品みたいなものでも受け手に取って必ずしもそうな訳ではないよな…と考えながら作りました。
好きな創作者がその人の作品を自ら卑下していたら、"自分はお前の創作物をこんなに宝にできるくらい大切にできるんだぞ!"という気持ちになったりしませんか?実際にそれを本人に言うかは別として…。

そういう意味合いでは、「オリ」の中の可不ちゃんはどちらかというと自分に近い存在で、愛する創作者達へのやや捻くれたファンレターみたいな気持ちです。(自分の創作物にもしそう思ってくれる人がいたら嬉しいだろうな…という妄想も)

2.曲名について

オリ=澱です。ワインとかでよく使われる言葉かもしれない。酒を飲まない、というか飲めないのでそこに関してはよく分かってないです。1番のサビの始まりが"おり"たつ〜な事は偶然(奇跡)です。七夕曲だから"織"姫とも解釈できそうだけどそれも偶然(奇跡)です。

3.トラックについて

in the blue shirt が大好きなのでマスターにリバーブを挿しました。あと、幻想的な雰囲気を出してみたかったので…
ちなみにOTTも挿してます。全体的にキックやベース等の低音域が少なく、声もかなり強くローカットしてます。ふわっとするかなと思いました。これ以上の事は何も分かりません。

打ち込んだmidiをCeVIOに持ち込んだら勝手に変な補正がかかってリズムを滅茶苦茶にされ、その編集がもうかなりしんどかったです。CeVIOが重く、細かい調整もできなかったので書き出した後にcubaseのタイムワープでチマチマ修正しました。しんどかったです。補正を切る方法が知りたい。

最終的にどうにもならず、これも "味" だよね…と作業を切り上げました。それが地に足つかない曲調にいい感じに合っていたので気に入っている。

最近はspliceがないと曲を作れない身体になってしまい、先が不安です。頑張りたい。

4.動画について

夏休みゴミ拾い可不(左)と息抜きで生まれたウルフ可不(右)

ラフな格好でゴミ拾いをしてもらいました。
夏休みの早朝、こういうボランティアをやらされたな…というノスタルジー。渋々起きて適当に選んだTシャツを着て集合場所の校庭まで行ったらもう同級生がポツポツと集まっていて、比較的仲が良い友達がいないか探すあの感じ。地域のイベントでよく見る大人が車で朝マックに連れてってくれた特別感も思い出しながら描きました。

鞄の中には軍手、鞄に付いているキーホルダーはカレーうどんのミニ食品サンプル。幼さを軽減するために手足をスラっとさせたのがこだわりポイントです。

ラフで雑な格好をしているキャラクターがかなり好きなのでプライベートドレスダウンの衣装が本当に嬉しい。

ニッコリ顔の可不ちゃん、かわいい。
記号的な表情表現が好き

編集に関しては毎度スマホ編集なので特に言及する事がない…。歌詞を変えた画像をたくさん作って並べる方法をよくやりますがかなり面倒です。でもInshotのエフェクトを使い切るまではそのままかもしれない。

効率が悪そう


書いてたら満足してきました。リファレンスを追記できたらしたい。最近おにまいを見てかなり感動してこういう世界があるのか…と衝撃を受けたので、おにまいから生まれたといってもそんなに過言ではないです。また多分追記します。
ありがとうございました。

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