THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS -16 DRAMATIC STARS 試聴 感想

ほとんど箇条書きで残したメモ。

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ユニット曲

S!T!A!R!ting


・作編曲アッシュ井上さん!!!!お世話になってます!!!!(Plus 1 Good Day!でFRAME担当になると決めたP)また携わってくださってありがとうございます……!!!!
・最初のピアノはまだ光が差す前、シンセ?のタイミングでビルの奥から光がこぼれて朝がやってくる情景が見える…………!!!!
・最初に聞こえるピシャンみたいな音、カーテンかマンションの自動ドアが開く音を想起した。外の光を取り込む瞬間、自分と世界が今日も交わっていく瞬間って感じがする。曲の始まりが、朝の始まり。
・エレキもパーカスもピアノも全部歩いてる!!オフボ聴くの今から楽しみ!!!!
・だんだん活力が湧いてくるようなイントロ!!まぶしい太陽の光を浴びてるみたいにかっこよくてあったかいエレキ!!うきうき歩くみたいにリズミカルなテンポ!!後ろのシンセが優しい〜〜〜〜!!!!希望!!!!!!!!だいすき!!!!
・2番行くまでの間奏もかっこいい〜〜!!!!
・9周年を踏みしめた上で出てくるブランドのセンターユニット新曲でSTARTing、出発を歌うのまぶしい!!かっこいい!!10周年も絶対通過点にしような!!!!
・S!T!A!R!tingというタイトルを見て、ドラスタ3人+プロデューサーがそれぞれの朝を迎え、やがて仕事で4人集うという景色を想像した。
 それぞれの朝=4つのアルファベットが「!」で区切られているところから。
 あと、それぞれが階乗にも見えて、S!は最初(1)からSの現在まで全てをかけた積(=今日)を迎えてる、他の3つも同様、って感じがした。
 それがさらにting(4文字)でひとつになる=ドラスタとプロデューサーが揃う、みたいなイメージ。どんな意図でこのタイトルにしたのか気になる。答えを教えてほしい気持ちもあるけど、こうやって好き勝手考える余地も嬉しい。
・「夢だって大きい愛だって手を伸ばしたらいいのさ」って言ってもらったからこれからもSideMにドラスタに手を伸ばしちゃえ!!勝手に励まされた気になる謎人間。

2023.9.3追記:タイトル!!ドラマチックSTARSだからここ大文字か!!S!T!A!R!ting!!納得!!!!

Beginning Tomorrow

・松井さん作詞&光増ハジメさん作編曲!!!!SideM楽曲たくさんたくさんお世話になってるけど、サイスタはじまりの曲Growing Smiles!の作詞作曲コンビが天道輝のソロに携わっているということに深い感慨を覚える。
・ダブセンどっちもソロのタイトルにTomorrowが入ってる!!冬馬は明日を見つめる者。輝は明日の始まり。今日の始まり=昨日における明日が始まるともいえる。
 タイトルだけだとなぜそういうことばにしたのか何も浮かばなかった。だけど歌詞を聞いて浮かんだことが2つある。
 1つはモバの終わり。海外へ行くプロデューサーとのお別れしてからの日が「明日」なんじゃないか。プロデューサーがそばにいない(=今まで顔を合わせていたモバがない)日々の始まり。(2つ目はサビ終わりまで聴いてやっと浮かんだ。後述)
 公式の新規エピソードを読む限り、モバの経験は反映されてるようで、サイスタと融合したような形っぽい。つまりモバ軸は生きてる。
 これは、思い出のバーで飲んだくれて、桜庭に呼ばれたのをプロデューサーと勘違いして最初の日を思い出して惜しんで独りでいたあの天道輝から生まれた曲なんじゃないかと思う。
・明るい、朝も想像できるイントロ。だけどシリアスでもあって、朝の空気がつんと冷えている感じ。
・前奏はやっぱり歩いていくようなリズム。輝は歩いていく。止まってない。止まれないのかも。時間に追われていても何でも、このひとは歩いている。表の人は誰もあのバーで沈んでいた輝を知らないから、そういう役の曲になるかもしれない。それはなんだか昇華に思える。
・歌詞……!!!!走り続けた道が不意に途切れる、わたしにとってそれは現行アプリ0の現状に聞こえてしまうけど、輝にとってはプロデューサーと一緒の道が(アイドルとしては何も終わってないのに)あたかも途切れてしまったかのような気持ちの表現なのかもしれない。途切れてないから歩く。止まれない。止まる気もない。何も解決しない。だけど心の中でぽっかり空いてしまった穴を持て余しているような、誰もこのひとの空虚を知らないという至極当然が切なく感じる。
 ドラスタや事務所の皆がいたらまた違うのかもだけど、このAメロは孤独なイメージがある。先入観かも。
・Bメロで朗らかに音が開けていく、人の活気や明るい気持ちが少し混ざってきてほっとする。大人だなって思う。
・「夢の軽やかさを思い出して心ほどいてみてよ」があんまりに優しくて切なくて嗚咽を抑えられなかった。
 軽やかさは、軽いって意味じゃなくて「かるがると気持ちよく事を行うさま」だから、アイドルをしている瞬間の充実感や快感(+それが夢へ繋がっているという確かな予感)が夢の軽やかさを指してるのかと思うと、また切なくなる。そばにはきっとプロデューサーがいた。目指してるものがなくなったわけじゃないから思い出せるのかも。今まで歩んできたからその道のりを思い出せるのかも。
 心ほどいてみようじゃなくて「みてよ」ってこの瞬間も誰かを照らしてるのがまぶしい。落ち込んでる誰かに声をかけているのかもしれない。
・手が届かない≠諦めって前を向くのも、離れていることを届けない理由にしないのもかっこいい。届け先はもちろん遠くで輝の歌や言葉を待ってる皆だろうけど、どうしても海外のプロデューサーにも、って聞こえる。
・サビ前、階段を上るように上がっていく音が好き。オリピソロTHE FIRST STARでも階段を駆け上がっていたから、同じ人の歌なんだって共通点を見つけられた気がして嬉しい。
・サビで満天の星空が見える。優しいメロに目の前がぐちゃぐちゃになった。一番星になりたいのは、困り果てて苦しんでる誰かがあてもなく空を探し始めた時、すぐ見つけられるようにってことだったんだ……なんて優しく凛々しいヒーローなんだろう……。
・どうしようもないと思った時も顔を上げれば最初に輝いてくれる星がいて、どんなに迷っても太陽が照らしてくれるって、なんでそこまで大きく優しくこの音楽を聴く人みんなを肯定してくれるんだこのアイドル……。太陽も恒「星」だもんな……。
・タイトルの理由2つ目はサビ終わり、歌詞の通りなんだと思う。輝もこの曲を聴くひとも一緒に明日を始める。絶対自分だけで終わらないで誰かを照らそうとする、そうすることで進もうとする輝がだいすき。
・サビ終わり、松井さん作詞だからか、クリスさんのオリピソロUndiscovered Worldサビ終わりにある全部全部繋がってる長い歌詞「航海者が帆を張るのは 風の先にきっとあると 信じていた場所に辿り着こうと決めたから」を思い出すリズムだった。
 何もかも繋がっているから途切れさせないで一緒に明日へ持って行こう(=テクスタ「置いていけない後悔 持っていくなら誓いにしよう」)って言われてるみたいで、希望に満ち溢れているし、たとえ捨てる方が楽でも捨てないでって厳しくも聞こえる。
・歌い出し前は音が階段を上って下がる、サビ前は上る、1番後の間奏はまた上っていく。下がったままではいないということなのか。全体の構成を知るのが楽しみ。

My Starry Song

・桜庭薫の高みへ登り詰める歌じゃなく、今までを優しく振り返るような温かいバラード、沁みる。桜庭薫はソロでこういう曲を出すようになったんだ…………。お仕事の歌だからキャラソンではないのかもだけど、この曲から滲み出る安心感は桜庭がドラスタで9年やってきたからこそ宿ったものなんじゃないかって思えて咽び泣いてる。
・桜庭にとって星は姉との優しい思い出の拠り所であり、同時に守れないものがある(のに守りたいと思う)と知ったから、今の場所では足りなくて見上げる遠いもの(目標)でもあるのかな。
 星=目的は遠いからって嘆かず、走り続けて独りだったときも(思えば)星は確かにいつもそばにあったって認識を歪めずに優しく自分の周りを見つめているような歌詞があったかい。
 こんなにゆったり、穏やかに過去を思い返すような歌声が桜庭薫のソロで出されるなんて思わなかった。
・サビの歌詞……!!!!「きっとこれ以上ない出逢いに触れた舞台に、ちゃんとぶつかり合う場所に今いるから」は桜庭薫が孤独でない証明そのものなんだな……!ぶつかるって1人じゃできない。アイドルになることで得た出逢いを未来のことはわからないのに「きっとこれ以上ない」って振り返ってる桜庭薫、ドラスタやプロデューサー、出逢いへの情が深くて本当に好き。
・世界中を笑顔で癒せたら、桜庭が守れないって見上げていたような空や星も(同じ思いをしてる誰かも)きっと泣かない明日になる、ってその考え方が優しくて優しくて嬉しい。
・桜庭ソロにも「明日」というワードが入ってる。

スカイスケープノート

・タイトル、英語が堪能な翼にあえてカタカナをあててる理由は、英語がまだ書けない頃から教えてもらって憧れていた夢のノートのタイトルってことなのかも。翼の今日は、パイロットとしてではなくてもノートの続きに書き込まれていくことだったり?
 スカイスケープノート、空の景色を集めたノート。これまで翼が見たもの、憧れたもの全部が詰まっていそう。思い出、心(脳)、そういうものかも。
・イントロで、エンジンを入れて滑走路を移動する、飛行機が離陸までの映像を真っ先に思い浮かべた。着陸でもありかもだけど、なんとなく飛び立つイメージが先に来た。下で鳴ってるデューンって音がエンジンっぽい。スタンバイの音色。Aメロ前に音が切れるの、離陸したみたいで好き。
・Aメロ「差し込む光がまぶしくて 心にハレーション揺らしていた」でいきなり胸が詰まった。
 ハレーションは強過ぎる光で視界(画面)がぼやけたり濁ったりすること。アニメ3話の、内勤になってからもずっと空を見上げて「どうして」って思ってた翼を思い出す。晴れた空を飛んでいく飛行機を見つけて、ぼうっと揺れた視界で追いかけているようなワンシーンを想像した。
・翼にとっては、たとえ知らない色が待っていても見たことない景色でも「空が繋ぐ同じ場所」であり「もっと高く飛んでみたい」の先なんだな……おおらかで広い器がカッコいい〜!!!!この精神、なんだか舞田や神谷を思い出す。
 舞田でいうと49EソロLife is beautiful!「(みんなと一緒じゃなきゃ不安なのはわかるけどこう考えてみたらどう?って言って出した歌詞の)僕らはみんな知らない国 歩いてるんだって」。
 神谷でいうと49EソロJourney JOY Blendラスサビ前「全部、世界中のときめきをまぜ合った彩り そんなマーブル模様を旅したい ずっと空は繋がってる」。
 翼も舞田も神谷も全員メンタル属性!!知らない場所でも心を切り替えて、楽しむためにシフトして進んでいくところ、メンタルっぽいのかも。

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 以上、取り急ぎ、ドラスタの感想!!!!

 まとめるまでに3時間かかったことも驚きだけど、その時間の大半はユニ曲と輝ソロに費やされていたことにもびっくり。この2曲は音楽として好みにごりごりヒットしてしまって、夜も遅いのに泣きに泣いた。誰もわたしになんか言ってないのに言われてるって錯覚を信じたまま、曲の優しさに浸っていた。
 SideMの曲、だいすき。

 彩も何かしらの形で感想を残す。

おわり。