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2023年7月まとめ。まねきで天ちゃんのリリイベ、新PC、ブレイキングバッドとベターコールソウルの感想(ネトフリは悪)

ゆうて前回のまとめを書いたのが十日くらい前だから、あまり書くことはない。全部ネットフリックスが悪い。完璧に悪ですよネトフリは。突き詰めるとインターネットが悪い。僕が日本の大統領になったらインターネット爆破する。ぜひ投票してほしい。だから(だから?)7月のまとめは観たものの感想が多くなると思う。そういうまとめはPVが少ない。誰も僕に興味なんかないのだ。仕方ないからすっげー悪口書くよ。いや、書かないな。悪口って誰かと一緒に言ったりするのは楽しいですけど、こういう画面に向かってとつとつと書くのはあんまり楽しくない。読んでても多分面白くないと思う。とにかく、ネトフリは我々の敵だ(TV版エバンゲリオンのゲンドウの口調で) 
7月はツイッターの読み込み回数が多いと更新されない不具合があって、身の回りの多くのフォロワーが文字通り声もなく絶叫していた。声優の寿美菜子さんが結婚した。けいおん!のむぎちゃんの声優で僕の中で有名でしたが、最近ではアニメ「響け! ユーフォニアム」のキレモノ副部長として僕のアカデミー最優秀声優賞を受賞したことで有名である。である、と書く方面の物書きで申し訳ない。


ミニパソコンを購入

アマゾンを眺めていたら、ミニパソコンが18000円で売られていたので、識者に「これ安くね?」とメールを送ってみたところ、「OS付きでそれはやしーな!」との事だったのでぽちった。自作PCのHDDがぶっ壊れてから、ipadとスマホいっぽんどっこでやってきたアマチュアweb小説家である。どれくらい「部屋にPCいない歴」かというと、余裕で5年くらいは経っているのではなかろうか。ちゃらんぽらんに生きているので何年前にPCを破棄したか覚えてないし、友達の誕生日も忘れがちだし、免許の更新も、列車定期券の更新も忘れてSUICAからなけなしのチャージが引かれがちである。いつかそういう関係で死ぬと思う。身体的か社会的にか知らんけど、絶対しぬ(しつこい) だから広々としたこのモニターは衝撃であった。でけー!って思いました。モニターとキーボードは以前使っていたものの流用。モニタはMITUSBISHI製のわりといいやつだった覚えがあるが、すでに存在を忘れておった。だから、どこが良くて、どこで俺が買ったのかも不明である。少しだけ前に傾いているのが気になる。モニタの組み立てにしくじったのは覚えている。そういう失敗した思い出ばかりが溜まっていく。マウスは有線で300円で、マウスパッドは100円で買った。ビッカメのポイントで全部こうた。マウスをプライベートで握るなどいつぶりの事かと感動した。300円のマウスで人は感動できるのだ。快適過ぎるが、線がうざい。無線にするべきだったか。

YouTubeもでかい


いつも小説なりこうしたまとめ等を、アイパッドで書いていたが、あまりにも書かなさ過ぎるので「画面をでかくすれば書けるのでは!?」と安易に思いついて購入した次第である。ipadのキーボードに単四電池二本を使用するのも地味にストレスであった。書きたいと思ったときに電池が切れていると、MAX高まって、よーし、いいいい、イくぜ!という瞬間に自部屋のドアをこんこんとノックされたような気持ちになるのだ。ちょ、入んなよ! べべ勉強してるって! ってやつ。下ネタじゃないぞ、隠れてゲームボーイのテトリスしてるだけだぞ。ゲームボーイ(ボーイとは言っていない) だからなるべく安いPCでよかったし、起動時間が想像よりやや遅いことを除けば(といっても、以前のPCの5分の1くらいだ)大変満足している。音も静かで、SSDは素晴らしいと心底感動する。アイフォーン5sに入れていた音楽をPCに出力して、自分の今のアイフォーンに入れたいのだが、面倒くさくてやっていない。いつかやれればいいな、と思う。そういうのが億劫になるのも加齢のせいのような気がする。以前ならチャチャッとやってたもんな。画面が大きいのにしたのも、老眼の影響があるのではなかろうか。スマホで、「青森」を「青春」と見違えたのはショックだった。PCを買ったハッピーな話がこんな暗くなるのも加齢のせいだし、きっとケツが二つに割れてるのも加齢のせいである。PCを買った後、Amazonを覗いたら6000円くらい安くなっていて、これはガチで落ち込んだ。加齢関係なく暗い気持ちになった。相談した識者からはそういのは見るな、幸せになれないぞ、と忠告されたが、見ちゃうよねぇ。見ちゃう、んだよねぇ。


雨宮天のリリイベ、まねきの失敗会計

僕が大好きな超絶努力家足顔面歌上手い作詞作曲もできちゃうウルトラ才能の塊声優雨宮天ちゃんのカバーCD発売を記念したリリイベがオンラインで開催されたので参加した。場所は俺たちのまねきである。まねきというのは格安かつ持ち込みOKなカラオケ店で、「安かろう、仕方なかろう」の完成形を体現した令和のモンスターである。モンスターと言いたいだけでつい書いてしまった。例えば便所が奇麗であればラッキーだし、電話で予約をすると後から「アルバイトの募集の方ですか?」と折り返しが掛かってきたりするし(違います、と言っても「え、違うんですか?」と確認された)、ドリンクバーにコーヒーがあればラッキーだし、3回に1回は二本あるうちのマイクのどっちかのバッテリーが切れかかっている。あと、店によるだろうけど全体的にほんのりと便所の匂いがする。ツイッターにおいても、若者によるソフトクリーム製造機からの直食いや、スプレーにライターで引火させて友人らしき人を炙るなど、御多分にもれず餌食になっていた。しかしだからと言って、「まねき、やめておこ」とはならない。全然ならない。それだけ安いのだ。正直40を超えたおじさんが通う店ではなく、高校生やそれに類するヤングの根城であるわけだが、僕にはそういう恥みたいなやつに敢えて耐える自分に興奮する性癖が無い訳でもないので、「関係者ですがなにか」風に一人で行ったり、友達と行ったりしている。少なくとも部屋のドアを開けた瞬間、ドラム缶の焚火の後残っていたり、警官が検視作業をしてたりしなければ怒ったりしない。もちろん一度もそのようなことはなかったので、これからも未来永劫怒ったりすることはないだろう。安かろう、仕方なかろうは令和において、思いやりの形である。新資本主義の体現である。
そのようなまねきに、天ちゃんのオンライン・リリースイベントをリアタイで参加すべく入室したところ、「おひとり様のフリータイムはこのようになります」と案内され、意外とお値段がした。まねきの値段は受付けしてみるまでわからない。各店舗によってお値段が違うし、年末や夏休み期間にも値段が変動するのだが、webページなどには記載がなく、「行ってみるまでわからない」制をとっている。そうした「まねきはボッタくらない」という性(まねき)善説を前提としているところも、令和のモンスターぶりを発揮していると言える。しかしこちとらお酒も買ってるし、食べ物も携えての入店(持ち込みOKなのだ)なので「やっぱいいですぅ~」と踵を返すわけにもいかない。あ、踵を返すって使っちゃった。自室に入り、いざ充電をしようとすると、持ってきたケーブルとipadのコネクタが合わず、USB関係者を恨んだ。iPhone12と旧アイパッドの穴が違うってどういうこと。充電がないと天ちゃんが途中で観れなくなってしまうかもしれない。何のために俺は俺たちのまねきに来たのか。それは家で奥さんに邪魔されず、隙あらば天ちゃんに「ビューーリフォーー」「日本の宝」「世界にはばたけ」「天ちゃん半端ないって」などと応援メッセージを書き込むためである。リアルタイムで。やむなくケーブルを買いに出たものの、コンビニ価格は1400円越えである。予算も、まねきで既にオーバーしているし、しょぼくれて100円ショップへ赴いたところ、100円で調達できた。300円と100円ので悩んだが、100円のにした。1300円を拾ったようなものだ、と(根本的に間違えている)ウキウキ状態で部屋に帰り、一人で歌謡曲などを歌いながら天ちゃんの登場を待った。今回のリリースイベントは天ちゃんが出した歌謡曲のカバーアルバムのものなのだ。正しい待機姿勢と言わざるを得ません。
そうして天ちゃんの登場である。うおおおお!、と青き民たちが好き放題にコメントを書き散らす中で、まねきのワイフ、正式名称Wi-Fiを切り、5Gで参加している僕も隙あらば「日本の宝、はばたけ世界」「 The Strongest Face」「ビューーーリホーーー」などと書き込んでいく。まねきのWi-Fiはシンプルに信用できない。今回ばかりは安かろう仕方なかろうでは済まされないのだ。万一推しの目が半開きで画面が固まったら誰がどう責任を取ってくれるのか。誰も責任はとれない。だからの5Gである。
天ちゃんが「どもー」ゆうて、それはもう、大変麗しく、楽しそうに収録曲の紹介をしてゆかれまして、大変楽しいリリイベでございました。あ、リリイベの詳細については、多くの方々がまとめてはるので、そちらをご覧いただければと思います。僕が言えることは、天ちゃんは冷やし中華にマヨネーズは掛けない派ですよ、という事だけである。この情報だけは、このノートを通じて全世界にシェアしておかなければならない(使命感) カバーズ3も楽しみにしています!

ホクホク顔で「いやー楽しかった」と会計をしようとしたら、会計が予想のさらに上を超えていた。具体的には、3400円と予想したところ、2300円が上乗せされていたのである。カラオケはフリータイムで一人だと高くなるので3400円で了承したが、通常の場合の2300円も上乗せされていたことになる。俺たちの良心、令和のモンスターが、店頭で3400円と確認したにも関わらず、「通常料金に加えて、おひとり様料金をいただきまぁーす(*^^)v おひとり様料金は確認しましたが、通常料金に加算しないとは言ってませーん(^^♪ ラララ・ラララ・ウタヲウタオ♪」などとぼったくったりするだろうか? 僕は入室する前の様子を思い出した。先輩男が可憐な女子(新米)に「そうそう、そのボタンでいい」「あ、はいわかりました」という感じでOJT通称オンザジョブトレイニングを目の前でしていた気がする。きっと新しいバイト(別名宝、あるいは生贄)がみつかったのだ。大変めでたい、と僕はほっこりした気持ちでそれを眺めていた。十代の女子がカラオケ及び飲食でバイトをする動機というのを、どうにかして聞き出せないだろうか、といういささかよこしまな気持ちを覚えながら。そして新米女子から伝票を受け取って(強く生きろよ)と思いながら自室にこもったのだった。だからこのレシートは間違いの可能性が高い。あまりに一人フリータイムが安すぎて、レジの「通常料金」のあと「一人」ボタンを押してしまったのだ。その気持ちはわかる。だが押すのは「一人ボタン」だけでよかったのだ。

むう、と悩んだ。ゆうて、2300円分など、いつも使っているまねき様からお得にしていただいている利用料金から十分ペイできる金額である。ささやかな月給をいただいている身として、2300円を「勉強代」として支払うのも痛くない訳じゃないが、痛くはない。しかし、そうして飲み込んでしまうと長年培ってきた「俺たちのまねき性善説」が覆り、まねきに行っても「今は夏、そばにあなたの2300円・・・」「星が降る夜と眩しい2300円が・・・」「僕の心を2300円・・・」などと、熱唱しながらいつまでも引っ掛かってしまうのは明白だった。それはつらい。そうして決心して僕はまねきに電話をし、後日返金してもらったのだった。返金手続きはかつてないスムーズさだった。とても気持ちがスッキリした。返金の際、もしかしてグッズとかもらえるかも、と思ったが、もちろんそんなものは貰えなかった。だがそれが良い。おれたちとまねきは、対等なのだ。俺にも間違いがあるし、まねきだって間違える。お互い指摘しあって、高めあっていくことこそが、この令和という時代において大切なことなのだ。多分。知らんけど。おおむね。あるいは。現実的な可能性のひとつとして。またたび。またたび?

今回わざわざ書いた顛末は理由があって、人間関係なども「まあ、あの人は本当はいいやつだし」「まあ、偶然だろう」という風に、何か失礼なことをされたと感じた際にハッキリさせておかないと、細かな塵として、胸の奥に沈殿していくんじゃなかろうかという事だ。僕は友達は少ない方だけど、何人かと友達になりかけたが、結局おじゃんぱーという事が何度かあった。友達が欲しい、というときにこそ、そうした間違いを指摘し合える間柄かどうか今一度心に問いかける、という作業が必要じゃなかろうか、と、この歳にして思うが、これは完全にこじつけである。人間関係について語りたい気持ちになっただけかも知れない。なんだかんだ、人間なるようにしかならないから、あんまり真面目に考えないで大丈夫だと思います(じゃあここまで書いてきたのは何だったんだ、という話になる) とにかく、まねき最高!ってことだ。今年は4月1日から来年の3月末までに20回行くことで、ゴールド会員になることをめざしている。この4か月で10回行ったから、おそらく余裕であろう。ゴールドになったら、会計が15%引きである。15%引きってすごいよな~。


ポケモンスリープ

ポケモンウオークは面倒くさくて早々に挫折したが、寝るだけなら余裕なのでダウンロードした。自分のいびきなどが録音されてて愉快である。ポケモンにまったく疎い僕でもここ10日ほど続けていられるので、睡眠時間を知りたかった僕にちょうどいいアプリである。一方、課金をするかどうかとなると、これは難しい問題である。睡眠に課金、とは、という命題について考えなければならないので、しばらく無課金でやっていく所存である。


書いたもの

ロイヤルホストのホットファッジサンデーについて熱く書いた。99点としてあるが、最初は「野菜が足りないから-1点」という理由にしていたが、あんまりにもしょうもなさすぎる、寒すぎると相談した人たちに言われたので、そこは削除してある。一応相談してよかった。確かに、野菜が足りないからパフェとしてー1点て意味が分からない。そんな事を書いていたら、ロイホの暗殺部隊に命を狙われていたかもしれない。


ブレイキング・バッドの感想

天ちゃんの写真集でおすすめ!と書かれていたので、愚直にネトフリに加入して鑑賞したのだが、とにかく面白かった。ネットの感想においても名作名高い作品とのことで、さもありなん、サモ・アリナンキンポーと納得した次第である。だが、というところで、良いところと悪いところを羅列していきたい。もちろん僕の感想に過ぎないので、諸々気にしないでいただきたい。ネタバレもある。

良いところ
ハンクがアメアメしいタフなアメリカ人として俺史上に残る有能
アメリカ~ンな人はお馬鹿で調子がいいだけ、という印象だったが、神経質だったり、ちょっとメンタルが弱いのを隠していたりと、人間味がたいそう溢れており、新たな発見だった。とてもよかった。
何となくスルーされそうなポイントがきちんと対処されており、見ててうさんくささが無かった。
これは本当に感心した。スピンオフのベターコールソウルではあの地下工場の出生の秘密まで描かれている。
悪意の悪意が悪意を呼んで、結局全員悪者
ちょっと何を言ってるかわからないけど、ブレバの制作会議には出席したくないな・・・と真顔で思っちゃうくらいみんな性格が悪いことを考える。悪意の軍事パレードみたいな感じで「ウヒョー!」ってなるけど、顛末が進むにつれ「なにもそこまで・・・」となってしまう。きっと会議とかでも「うっわ! おまえ性格わるっ!!www」「いやいやそんなん甘いぞwwwこいつがヤク捌けなかったりしたらさらにどうよwww」「HOOOOO!」ってやってたんだろうなって思う。平和に生きたい(願望)

悪いところ
スカイラーが3か4seasonまで有能of有能な奥さんでしたが、突然残念な妻となってしまったように思える。結局、男の一番のネックは奥さん、という古典的なお話になってしまったように思えて残念だった。あと、息子のしゃべり方が最後までしっくりこなかった(字幕版の方)
・終盤主人公のホワイトがガチ悪者になりすぎて、なんでも有りになってしまった。緊張感がなくなってしまった。
・ピンクマンという相棒の、見事なのび太ぶりからの変身はあまり納得がいかない、というか、なんというか・・・結局何者なの?という疑問が。これは後日譚の映画「エルミカーノ」でも思ったんですけど、悪いことをしていたのにのうのうと逃亡に成功してしまっては、season1から感じてきた「つじつま合せがないように見せる外堀を埋める丁寧な作業」がフイになってしまったような気がしてすこし残念だった。少し、というのはピンクマンがめちゃいいやつで、特に「Yo」の掛け声がすごく頭が悪そうで好きだからです。ピンクマンはみんなに愛されてたのだなぁ、と思った。こいつが死んだら誰も救いがないというのもあるとは思う。

総評
めちゃ面白かったので、マフィア映画が好きな人(ヒートとかスカーフェーイスとかグッドフェローズなど)にはお勧めしたい。一方、面白かったのに、「あれが良かった」と具体的になにかを示して感想を語ることができない不思議な感覚がある。長すぎるからだろうか? 口先だけで中身が空っぽな面白いおじさんの話を場末の居酒屋でずっと聞いて、帰りの電車ではっと「俺はいままで一体なにを・・・?」と我に返るような気持ちもなくはない。あ、これは悪口か? いやいや、暇つぶしにはうってつけですよ。気が付けば3時間ぶっ続けはざらなのでおすすめです!! ネトフリにはこういう面白いドラマがたくさんあるみたいなので、本当にやばいと思います。だれかが爆弾仕掛けた方がいい(というNetFlix Original)

ベター・コール・ソウルの感想

こっちはブレバに出てくるうさんくさいにも程がある弁護士のスピンノフ作品で、とっても面白かった。本家よりこっちが好きくらいなのもある。まず、この弁護士のキャラクター「ソウル」が良い。見た目はケビンコスナーを天日干しにしたような、はたまた水でふやけたジョントラボルタというか、交通事故にあって数か月目覚めなかったトミーリージョーンズのような感じなのだが、愛嬌があって憎めないんである。どうやってのし上がって、滅びていくかを一大スペクタクルで観れて大変満足できた。こちらも良いところと悪いところを書いておきたい。

良いところ
キャラクター勢が全員良い。ソウルをはじめとして、マイク、ナチョ、ラロ、ヘクターなど、観ていて全員悪いのに全員好きになってしまう吸引力がある。僕が特に好きなのはマイクとヘクターで、マイクは悪い人たちの跡片付けや、段取りをつける元警察官のおっちゃんである。こういう人はもし文章で書くとしたら、絶対面白いだろうなと思う。ヘクターはある謀略によって言葉が喋れなくなったギャングであるのだが、この人も悪略を尽くした後に口を「むにゃむにゃ」としか動かせない車椅子の不自由なおっちゃんになって、とっても可愛い。最悪な人間だが、むにゃむにゃ、とやってチラチラとこちらをうかがうい、チーンとベルを鳴らす様は、ガスでなくてもウズっと何か暗いところに隠れていた神経を刺激されてしまう、新しい登場人物の形である。撮影隊の大学生とソウルの関係も良かった。とにかく、キャラクターの魅力度が鬼高いのがベターコールソウルの良きところと言えよう。ナチョ、おれはお前を忘れない・・・。ラロ、お前もすごくよかったよ・・・(誰に向けて言っているんだ・・・三点リード・・・)
・終盤のシャワーシーンにおけるソウルの頭髪は衝撃だった。ソウル、おまえ・・・ってなった。

悪いところ
鬼寝落ちする。びっくりするくらい寝落ちした。世界寝落ちチャンピオンになれるくらい寝落ちした。普段なら寝落ちしたら続きを観ないけど、これは巻き戻して見直したりした。寝落ち原因は、物事の始まりが恐ろしく静かに描かれるからではなかろうか。ブレバは1話と2話で「うひょー!おもしれー!」ってパンツを脱いで待機していたが(本当は脱いでないよ)、ベタコソ(略した)では謎の静謐に包まれたスタートで上瞼と下瞼が合体したがって仕方がない。1話も2話もそうだし、物語のサブストーリー的なはじまりも静かすぎて秒で落ちる。さらに白黒シーンなどが始まってしまうと(万一不眠症に掛かったらベタコソ観よう・・・)と思ってしまうレベルである。それだけ視聴者に向けて「ブレバではお調子コいて色々ふかしてごめんな! でもおれ、この話だけはガチでみんなに伝えたいんだ!」という風に捉えられなくもない。本家を超えるseason数となったのも頷ける、重厚で、かつぶっ飛んでるお話となった。
・ソウルの奥さんキムがやや謎であった。キムは美人で聡明な弁護士仲間の女性、ソウルの奥さんとなる人なのだが、キムがソウルを好きになるのは分からなくもないが、ソウルがキムを好きになる理由が「美人・聡明・悪いことが意外と好き」なところ以外浮かんでこなかったんである。ソウルの好みはキムなのか? という謎が終始付きまとった。気が合うし、めちゃ助けてくれるから一緒にいるのは分かるけど、ソウルからキムに対する「どうしても君と一緒にいたいんだ!」っていう気迫というか、気持ちが伝わってこなかった。キムがソウルにベタぼれなのは分かる。役の上でも、もしかして現実でも「ソウルが好きなんじゃ?」って思うくらいの演技である。逆にソウルは・・・。キムの中途半端な幼少期の追想も引っ掛かっておるよ。でも、白黒のキムは可愛かった。エッチシーンでポロリが一度もなかったのも響いているのかも知れない。いや、響いてないですよ、公平ですよぼかぁ。何を言ってるんですか訴えますよ。

総評
寝落ちしても見たくなるくらい面白いドラマだった。ブレバを観てから見た方が絶対面白い。見る順番的に、エルカミーノは最後で良いと思います!


たくさん書いてしまった。結局8月の半ばに書き終わったまとめである。
今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。生きていきましょう!

観たやつ
憧れを超えた侍たち
君たちはどう生きるか☆

べ、別にお金なんかいらないんだからね!