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お母ちゃんがピッチに初挑戦したら。

こんにちは。
FABコミュニティ「CO-SAKU谷」の中のヒト、あっこさん、です。4月から「シモキタFABコーサク室」の立ち上げ準備に走りまわり、たくさんの「初めて」に出会う日々をおくっています。

先日は、ピッチイベント「モヴーの虎」にお誘いいただき、初挑戦してきました! 「モヴーの虎」は、渋谷ヒカリエにあるCreative Lounge MOVコクヨ株式会社の共催するピッチイベントです。

「初めて」は結構好きなのであまり臆することはないのですが、ピッチと聞いて「新進気鋭の若いスタートアップ経営者が短時間でバシッと投資家に事業プランをプレゼンする、アレ、ですよね?」と、ちょっとビビリました。なにせ、子育て真っ只中で仕事の表舞台からは遠のき、さらにコロナ禍でひきこもっている今日この頃、人前でプレゼンすることすら久しぶり。

これから始まる「シモキタFABコーサク室」は、このピッチのテーマ「デジタル×学ぶ・働くの新しい体験価値」で溢れています。そして新しい体験価値とは、多くのいろんな人の体験が重なり合って湧き出てくるものです。もっともっと、いろんな人に知ってもらいたい。ということで、やりました!

ピッチの様子は、こちら↓。1:16:16あたりが、私のプレゼンです。

プレゼンした本人は、観衆の皆さんの反応を見る余裕などまったくなかったので、終了後、虎の皆さんのまさかの好反応にビックリ。なかでも、コクヨの黒田社長が「学びの場と働く場が交じっていくんだな」というコメントをくださったことが、とてもとても嬉しかったのです!

学びの場と働く場が交じっていくと、何が起きると思いますか? 「時間と気持ちの少しの余裕」と「新たな技術・ツール・使い方などに、自然に、自発的に触れる経験」ができるんです。そして、それがチームでCo-Creationしてアウトプットする機会と重なっていくと、そこに関わる人たちの、自分でも気づいていなかったような能力が見出されていきます。私は、その能力が生まれ活かされるプロセスまで含めてポートフォリオにする仕組みを作りたい、と考えています。そんなポートフォリオを、お母さんも子どもも持っていたなら、どうでしょう? 「デジタル×学ぶ・働くの新しい体験価値」を実践する人材が、ワラワラ、ワラワラ、出てきます。まだまだ、私の勝手な妄想ですけども。けれど、きっと、実現させます。

簡単なことではありません。もしかしたら、そういう環境はシンドイな、という人も多いかもしれません。でも、技術の進化はものすごいスピードで、私たちの生活や思考行動様式を変えています。「これからの20年で120年分の変化が起きる」と言う人もいます。子どもたちは、自分の知らない未来を生きるのです。だからお母ちゃんとしては、今やらなくちゃ、なのです。

子どもは学校に塾に習い事に部活に、大人は仕事に自己啓発に遊びに家事に子育てにと、皆かなり忙しい。前述した、学びの場と働く場が交じることで生まれる「時間と気持ちの少しの余裕」は、大人たちが自分と子どもたちの未来を考えるために、なくてはならないものだと思います。

また、そんな大きな変化の中では、これまでの会社や学校、家庭といった支えだけで立っているとグラグラして不安な時もあるかもしれません(私は不安です・・・)。会社や学校、家庭とは異なるコミュニティで、子どもも大人も一市民として、自分の新たな「好き・得意」をみつけることができたなら、それまで培ってきた能力や経験などと合わせると、少し心強くなり、前に進めるかもしれない。私は、この「新たな好き・得意」から生み出される力を「3本目の足」と呼んでいます。誰かの3本目の足が、時に他の誰かを支えることもあるでしょう。誰かを支え、誰かに支えられながら、自分の3本目の足を見つけ、強くしていく。おそらく私たちの「シモキタFABコーサク室」は、そういう機会を生み出す場にもなっていくだろうなと思います。なぜなら私自身が、シモキタFABコーサク室をつくることで3本目の足をもち、そろり、一歩を踏み出しているからです。

もちろん、私たちだけで、そんな機会をたくさん生み出すことはできません。だからこそ、多くの人たちに知ってもらって、ご支援いただいて、一緒にチャレンジしたいです。ピッチでも、プレゼンでも、なんでも、どうぞお誘いください(と、勇気を出して言ってみた・・・)。



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