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義務教育への疑問

私の過去を知る人はほとんどいないだろう。
そんな事を言うと何か犯歴でもあるかのように勘違いされそうだ。。。。
過去と言うのは生い立ちって感じかな。

私は小中学生の時はいじめられっ子で毎日が苦しい日々であった。
もちろん中には声を掛けてくれる子もいたけどその時は既に誰も信じられない状態であった。
何故なら優しく声を掛けて来てその気になるとケツをまくられてしまい更に悲惨になっていたからである。

当時のいじめは生徒だけではなくて教師も加担していた。
一番忘れられない思い出は「学級裁判」なるものが開かれて「〇〇さんは何故嫌われるのか?」というものであった。
「勉強ができない」「運動音痴」「汚い」「デブ」など生徒が次から次へと嫌いな理由を述べる。
あれだけ言えりゃさぞかしすっきりしただろう。。。。。
その間私はずっと立たされていた。

最後に裁判長である教師が私に「何か言う事は?」と。。。。
私は「構わないで放っておいて欲しい」と言うと裁判長と生徒が「せっかく○○さんのために開いたのに、それしか言えないのか?」と怒りを買ってしまった。
でも言いたい事はそれしか思いつかなかった。
優しさなんていらないからただただ構わないで欲しいとね。。。

日本の教育制度である「義務教育」という名のもと、毎日いじめられて精神的にズタズタになり夢も希望も浮かばない状況に追い込まれる。
そこまでして義務教育だからと言って通学しなければいけないのだろうか?
良く「時間が解決する」と言うがいじめの記憶に解決はないと思うのである。
何十年経っても当時の思い出は4K映像の如く鮮明で匂いや音まで思い出される。
そのたびに気分が悪くなるのである。
フリースクールがきちんとした教育機関と認定されたらそこで教育を受けて卒業資格を得られるようにすればいいじゃないか?と思うのである。

視点を変えると当時のいじめ経験があって今の私が存在しているのだろう。
そう考えるともしもいじめられっ子じゃなかったら私はどんな人間になっていてそんな生活をしていたのだろうか?

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