1. 理念
2024年2月から個人事業主として活動予定のCORRECTEACH LAB(仮)(コレクティーチ ラボ)の紹介記事です。
CORRECTEACH LABは、「大切なのは現場目線。現場想い。」という理念を持ち、「地方中小企業の人づくりを通して地域の持続可能な発展に貢献したい」というを目標達成に向けて活動していきます。
これから数回にわたってCORRECTEACH LABの理念や方針、私の考えや私にについての記事を執筆していこうと思っています。
第一弾は理念についてです。
大切なのは現場目線。現場想い。
CORRECTEACH LABの理念は、「大切なのは現場目線。現場想い。」です。
私は大学院まで進学し、その後社会人になり約12年が経ちました。これまで大手グローバル企業で化学系の開発、自動車部品の品質管理、中小企業で化粧品の品質に関わってきました。
大手企業では「現場第一」の考え方が統一されていました。
たとえば、管理間接部門は現場のために仕組みを考えてサポートし、現場で働いている人には適切にコミュニケーションをとるなどがあります。
私が現場の業務改善に携わったときの経験を簡単に紹介します。その現場は24時間体制で稼働していました。現場の改善は稼働していない時に行わないと生産性が下がるため、朝3時から5時の早朝に出動して改善活動を行っていました。彼らが働き始めたらすぐに撤退し、休憩に行ったら再び出動。
こうした関係性があるからこそ、現場と間接部門との信頼関係が築かれていました。
お互いが大変だけれども、お互いを尊重し合っていたことは今でも鮮明に覚えています。
その後、中小企業に転職すると、先述のような考え方は全く存在しませんでした。技術や情報の不足が目立ち、特にリソースの問題から「現場」を重視できない状況に驚きました。
製造現場で働く人たちは実際にお金を生み出しています。彼らが最も過酷な労働をし、一番大変な経験をしているのに報酬が少ないと、継続することは難しいでしょう。そうした現場を日々見ているうちに、私は自らの手で少しでも彼らを楽にさせてあげたいと思うようになりました。
さらに、現場と言えば製造現場を思い浮かべることが一般的ですが、品質管理も現場であり、生産管理も現場です。なぜなら、一緒に仕事をしているからです。各組織が点であり、それがつながって線となり、組織が形成されるのです。
しかし、生産管理は忙しい。生産管理の仕事を終えたら他のことは知らない。
品質管理も忙しい。品質の仕事を終えたら他のことは知らない。
物流も忙しい。物を運んだら他のことは知らない。
総務も忙しい。情報を伝えたら他のことは知らない。
こうしたお互いが孤立した関係性では、負のスパイラルに陥ってしまいます。
ですから、管理間接部門の仕事の質を向上させることで、彼らを楽にし、将来的には製造現場も楽にすることが重要だと感じるようになりました。
そして組織としての質が向上し、儲かってほしい。
つまり、大切なのは一人ひとり(当事者)の行動です。
組織として共通の理解を持ち、地道に行動し続けることこそが、時間はかかるかもしれませんが一番の近道だと私は考えます。
大切なのは現場目線。現場想い。
この言葉には、そんな想いが込められています。
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