SEC、SCOPE3開示に関する条項を削除へ

SECは、企業の気候変動開示に関する待望の規則から、最も議論を呼んだ炭素排出量に関する条項を削除することを検討しているとのこと。

企業の中核事業から発生する温室効果ガスをはるかに超えるため「スコープ3」と呼ばれるこの規定は、上場企業にサプライチェーン全体と融資ポートフォリオから発生する炭素について開示を義務付ける。

SECのゲーリー・ゲンスラー委員長が上場企業の情報開示を強化しようとしている中で、この新しい開示規則は大きな議論を呼んでいる。企業経営者たちは、事務処理とコストが膨大になると主張し反発しているのだ。

この規制の草案は、早ければ来月にも最終決定されるが、新しい開示規則でスコープ3排出量に関する要件は含まれていないという。しかし、法的な争いが避けられない場合には、Scope3は切り離され、他の部分はそのまま残るような形にすることも検討されている。 
https://www.semafor.com/article/10/19/2022/sec-gets-cold-feet-on-climate-disclosure-rule-on-emissions


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