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BYD日本上陸の一年何台売れた?

日経新聞中国語
2024/01/12

2023年1月11日に日本の自動車販売会社によって結成された業界団体の発表によると、純電動車(EV)の日本国内販売台数(軽自動車を含む)は前年比50%増の88,535台となり、2009年以来の歴史的な最高水準を記録しました。EVの乗用車全体の販売比率は2.22%となり、前年(1.71%)から0.5ポイント増加しました。軽自動車(国内の車種分類で排気量が660cc以下などの条件を満たす小型車)と輸入車の領域で純電動車の製品ラインが増加したことにより、比率は初めて2%を超えました。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会による統計により、対象車種は乗用車のみで、トラックやバスなどの商用車は含まれていません。

純電動車の中で最も売れたのは日産自動車の「SAKURA」で、販売台数は70%増の37,140台となり、全体の40%を占めました。2位と3位も日産の車種で、「LEAF」と「Ariya」です。

輸入車の領域でも純電動車が普及しています。日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2023年1~12月の輸入EV販売台数(日本の自動車メーカーは含まれていない)は前年比60%増の22,890台となりました。乗用車に限定すると、輸入EV販売台数は22,848台となり、前年比59%増加し、初めて2万台を超えました。純電動車は輸入乗用車の比率が8.2%となり、3ポイント上昇しました。2023年1月に日本市場に参入したBYDの乗用EV販売台数は1,446台です。

2023年の輸入車全体の販売台数は248,329台で、前年比3%増加しました。ブランド別では、メルセデス・ベンツが2%減の51,238台で9年連続で首位となりましたが、2015年以来の低水準です。2023年に発売されたSUVが非常に人気で、2位はBMWで34,501台(12%増)、3位はVWで31,815台(1%減)。BYD全体の販売台数は1,551台でした。

BYDの日本福岡県の販売店「BYD AUTO 福岡西」

2023年の各車種の新車販売台数を見ると、本田の軽自動車「N-BOX」が2年連続でトップで、次いでトヨタの小型車「YARIS」、ダイハツ工業の軽自動車「Tanto」となっています。

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