フォーカスするものを変える方法
前回の記事で、 嫌な出来事を他人に共有するのは、引き寄せ的には勿体無いとお話ししました。
嫌な出来事を思い出すことでネガティブな感情が再び呼び起こされるため、他人に共有するよりもその出来事から意識をそらすことの方が大切なんですね。
ということで今回は、フォーカスするもの(今意識してしまうネガティブなこと)を簡単に変える方法についてお話ししていきます。
その方法はズバリ、「じゃあ自分は何を望むのか。これからどうなりたいのか」を考えてみることです。
毎日生きていたら、誰にだって嫌だなと感じる出来事が何かしらあるのではないでしょうか。
仕事でのミスや誤解、友人とのトラブル、健康問題や怪我、家庭内の意見の不一致など、様々だと思います。
「悔しい」
「怖い」
「悲しい」
「辛い」
「寂しい」
「足りない」
そういうのを、エイブラハムは「コントラスト」と呼んでいます。
もう一つ違う言い方をすれば、「望むこととは反対のこと」とも言っています。
このコントラストは多くの人が当たり前に嫌がるものなのですが、実はとっても大切なものなのです。
なぜなら、コントラストがあるからこそ、自分の望みがより明確になるからです。
影があるから光がわかるように、コントラストがあるからこそ、望むことや目標がわかるのです。
なので、コントラストを体験したらぜひ、「じゃあ自分は何を望むのか。これからどうなりたいのか」を考えてみてください。
そちらにフォーカスをする、意識を向ける、自分のエネルギーを向けるのです。
「コントラストなんてもういらない!」で終わるのではなく、もっとしっかりと、自分の望みが明確になるまでコントラストを活用するのです。
【コントラスト】→【願い・願望】
「悔しい」→「達成感を感じたいな」
「怖い」→「安心したいな」
「悲しい」→「笑顔になりたいな」
「辛い」→「穏やかな日常を過ごしたいな」
「寂しい」→「満たされたいな」
「足りない」→「充分にある状態になりたいな」
コントラストが来たら、
「達成感を感じたい」
「安心したい」
「笑いたい」
「穏やかでありたい」
「満たされたい」
「充分な状態になりたい」
と願望を明確にし、
「いつも自分は悔しい思いばかりしている」とか、
「私は孤独で寂しい人間だ」
などのネガティブな感情から、少しづつ感情のスケールを上げていってください。
「いや、いつもではないか。いつもは言い過ぎか。うまくいった時もあるじゃないか。」
「私を気にかけてくれている人もいる。」
こうやって、少しづつ少しづつでいいので、感情のスケールを上げていくのです。
「たまたま今回うまくいかなかっただけで、もう一度頑張ってみたら成功するかもしれない。」
「私が自分で、そう思い込んでいただけかもしれない。」
こうやって、どんどんポジティブな可能性を探してみてください。
そして、「今の自分はもう引き寄せの法則を知っているのだから大丈夫。
私はこれからは、自分の願いの方に意識を、エネルギーを向けていくのだ。」と、日々思考の筋トレをしてみてください。
時間はかかるかもしれません。大変かもしれません。
でもその積み重ねで、必ず思考の癖が変わってきます。
ぜひ、自分の望みに近づく第一歩を、踏み出してみましょう。
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