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2024年6月のメッセージ

2018~2023年の5年間に渡り運用してきた「はてなblog」への投稿とLINE公式で配信していた「今月のメッセージ」をnoteへ一本化しました。

サロン会員の方も、そうでない方も、気軽に楽しんでいただけたら幸いです。

今月のこよみ

エネルギーを意識したい日にちをピックアップ。

二十四節季

芒種(6月5日~)

稲や麦など芒(のぎ)のある植物の種を蒔く頃。
梅雨のじめじめした空模様もこの頃からはじまり、青いうちは毒を含む梅の実も黄色味を帯びて熟してきます。

☆北半球ではここから日照時間のピークへと向かっていきますが梅雨空に遮られ実感を伴いにくく気持ちもどんよりしがちです。目に見える現象に一喜一憂するのではなく、厚い雲の上には常に青空が広がっていることを思い出しましょう。

夏至(6月21日~)

一年でいちばん日が長く、夜がみじかくなる頃。
ここから気温が上がり暑さも増していきますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなっていきます。

☆西洋占星術では夏至が「蟹座のはじまり=夏のはじまり」とされています。体感的には西洋占星術的な「季節感」がしっくりきますが、日本では6月末に「夏越大祓」といって半年分の罪科穢れを祓う神事が各所で執り行われます。光の時間のピークにぴったりの神事ですね。

月齢

月は感情的な肉体感覚と潜在意識の天体です。
生理的欲求や好き嫌いなど、無自覚な自分自身の欲求や情動を司ります。

新月(6月6日/双子座17°)

「知力の頭に溶けていった健康の頭」
交流で人を煽るが自分の考えが影響をうけている
発達、開発、探求力、影響を受けやすい、感化、大人びた知性

双子座17°のサビアンシンボル

新月は死と再生の時間。
満月であかるみになったエゴ(自我)が新月には輝きを失うので、真の己(真我)に還る時間とも言えるでしょう

自己表現の部屋で迎える新月です。
個人天体がギュっと集まり、所有の部屋から魚座の土星が葛藤の角度で関与し、基盤の部屋にある双子座木星と牡牛座天王星が水瓶座冥王星と調和の角度で共鳴しています。
今回の新月はエゴの幻想から目覚めるチャンス。
他人軸で考える癖を手放し、自分軸で感じる習慣を手に入れるために、恐れと不安を手放し、自分に対して噓偽りのない自己表現を心がけましょう。
他者とのコミュニケーションの中で感じる葛藤や違和感、ネガティブな体験にヒントが隠されています。
思考の現実化が加速しているので、ジャッジを手放し心地よさをチョイスすることで、望む現実を創造しましょう。

願い事をする方は、双子座の象意に関する事がおススメです。
ジャスト新月から48時間以内(8時間以内がベスト)に願い事を書くと、願いが叶うと言われています。
ただし、ボイドタイムは避けて書きましょう。
今回は21時37分に新月を迎えます。翌日にボイドタイムがあるので、6日中に願い事をするとよいかもしれませんね。
ボイドタイム:6月7日 21時15分~21時40分迄
ボイドタイムは願い事をするよりも瞑想や祈りの時間に充てるのがおススメです。

双子座の象意
好奇心・言語能力・コミュニケーション・多弁
広く浅く・軽快・移り気・フットワーク

満月(6月22日/山羊座2°)

「3つのステンドグラスの窓、一つは爆撃で損傷している 」
精神的価値が崩れた後、真の積極性を手にいいれる
追悼記念、記念碑、挑戦、現実的、競争意識、摩擦

山羊座2°のサビアンシンボル

満月は達成・成就の時であるとともに、潜在意識を解放するタイミング。今の自分に不調和・不要なものは新月へ向かう欠けゆく月の期間にどんどん手放してゆきましょう。

基盤の部屋で迎える満月です。
夏至の翌日、まるで生まれ変わりを感じさせるようなエネルギーです。
己の正義感や観念・概念を見直しましょう。
長年自分を苦しめてきた「思い込み」から解放されるチャンスです。
しかし、思い込みを手放そうとすればするほど、エゴは恐れや不安を創り出しては抵抗してきます。
それにより、悲観的な思いを抱きがちになったり、非現実的なほどに悪い状況を想定したり、自己否定や他者批判の気持ちが押し寄せてきそうです。
肩の力を抜いてありのままを受け止め、未来に希望を抱きましょう。
全ては己のエゴがつくりあげた幻想であったことに気付けるはず。

満月は浄化作用が強いので月光浴がおススメです。
パワーストーンやオラクルカードだけではなく、心や身体の浄化にも最適です。
心と身体の浄化に関しては、わざわざ外に出なくても、満月をイメージしながら瞑想するだけでも効果があります。
今回は山羊座の象意に関するデトックスを意識してみましょう。
ジャスト満月は10時07分。前後24時間が浄化タイムに適しています。

山羊座の象意
社会性・伝統・堅実・実利主義・経済活動
野心・ルール意識・地味・ステイタス・肩書

今月のメッセージ

5月26日、幸運の星「木星」が約1年間の牡牛座滞在を終え、双子座に入りました。ここから来年の6月10日まで、木星は双子座に滞在します。

「ラッキー星座ランキング」的なものを見かけることがありますね。
実際には星座や天体に優劣があるわけでもないので、順位付けで表現されるものでもないのですが、伝統的な西洋占星術で「吉凶」を読む場合、木星の滞在する星座は、その星座の象意が肯定され拡大されるといった意味合いから「今年のラッキー星座」という読み方をするのが一般的です。

太陽星座が双子座の人にとっては12年に1度の「幸運期」ということになりますし、同じエレメントに属する天秤座、水瓶座にとってもポジティブな影響が期待される1年となるでしょう。

上記以外の太陽星座が木星から受ける影響として、牡羊座にとってはある種の達成感を、獅子座にとっては新しい視点を得られるような1年になりそう。周りからのサポートが増えるので、次のステップへと進むきっかけをつかめそうです。

牡牛座、蟹座、蠍座、山羊座にとっては、努力や困難を伴いつつも、才能や能力が磨かれる、あるいは開花する1年となりそうです。
取り組み方次第では大きな恩恵を得られる「ビックチャンスの年」でもありますから、恐れと不安を手放して積極的なチャレンジを。

乙女座、射手座、魚座にとっては、スムーズさに欠ける1年になりそうです。問題が表面化する、課題が浮き彫りになるなど、思うようにことが運びにくい1年になりそうです。
しかし、木星の影響はあくまでも「ポジティブ」なので、私はこれを「耕耘期」ととらえています。
次の収穫に向け、荒れ地を調え、土をつくり、種まきの準備を進める大切な時期です。
この時期に表面化する問題や課題に取り組むことは、必ずポジティブな結果をもたらすと信じて向き合っていきましょう。
問題や課題に対して否定的な気持ちになり、他者批判に走る、あるいは自暴自棄になってしまうと、来たる「幸運期」に得られる恩恵も減ってしまいますよ。

今月は木星と太陽星座の関係性にフォーカスしてみました。

また、木星が滞在する星座の象意をしっかり把握しておくことも大切です。
これから1年「双子座の象意が肯定的に拡大されていく」そんなイメージをもちつつ、日常を過ごしてみるといいかもしれませんね。

今月もお読みいただきありがとうございました

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