～ 今日のストーリー ～

様々な『死』の 宣告をされたとき

リミットを知ったとき

どんなに これまでの人生を

マイペースに 焦(あせ)らずに

生きてきた人間でも

多かれ少なかれ

これまでと 同じようには

いられなくなる

それは なぜかというと

まだ 叶えられていない夢を

リミットまでに 叶えようとするから

ひとりで叶えられる夢なら

なんの問題もないけれど

ひとりで叶えられない夢は

一体、どうすれば・・？

人の力が必要な『夢』。

それを叶えるためには

その『人』を 巻き込むことになる

こっちの人生の　こっちの気持ちの『一部』を

必然的に 背負わせることになる

その 叶えたい 夢が

どんなに『かわいい』ものでも

『素敵』なものでも　『切実』なものでも

相手にとってもそれが『同じ』なら

同じように　

思ってくれるなら　感じてくれるなら

そんなに幸せなことはないけれど

決して そうとは限らない 

ただの　こっちの『勝手』で

ただの　こっちの『都合』で

それこそ　ただの『夢』でしかない

『人』を　傷つけるのは　イヤだよ

苦しませるのも　悲しませるのも

『失う』のも　イヤだよ

その『人』が　大切な存在だから

それなのに　焦っちゃうんだよ

わかってるのに　止まれないんだよ

夢を　あきらめることもできないんだよ

どうすればいいのか　なんて

全然　わからない

『強くなる必要がある』

ただ　そのことだけは　わかる