キセキという的に当たる
8月の末に子宮体がんの告知を受けてから手術までの間に、直感に従いながらできる限りのことをやってきた。
なぜガン細胞を作ってしまったのか、なぜ子宮だったのか…。
まずはそこから向き合うと、子供のころ親に感じていた「無条件の愛」についての疑問が関係していると思えた。
ガン告知とは大音量の目覚まし時計のようで、それまであらゆることが中途半端だった私の「本気」を目覚めさせてくれた。
そうなのだ、この中途半端な意識をしっかり目覚めさせるにはどうしたら…とずっと思っていたのだ。
だから普通なら激しく落ち込むかもしれないガン告知を、意識を目覚めさせるツールとして考えることができたのだろうと思う。
そうするとガンをどうにかするということではなくて、意識をクリアに、あるいは進化させることがいちばんの望みだから、そのためにいまの体と向き合おうと決めると、とても楽しくなってきたからおもしろい。
なんでこんなにガンが怖くないのだろうな。
主治医に「もっと怖がって欲しいんだけど」と言われてしまうほどなのだ。
とくに術後は怖くないにもほどがあると我ながら思い「私はガンなんだぞ、これからなんだぞ」と言い聞かせていたけれど、その反対に自分がガンだと思ったことがないことにも気づいていた。
退院して1週間が経った昨日、3回目(術後は初めて)の波動測定をリモートで受けた。
過去2回はほぼ全身にガンの波動が出ていて、いまの意識で挽回できるのかと感じるほどだ。
摘出手術に「NO」の選択が薄かったのは、その波動測定の結果と体感、そして子宮との対話でも「やった方がいいよ」と感じていたから。
来週、退院後初の診察では抗がん剤治療について話し合う。
もとより私にはその治療の選択はないけれど、抗がん剤治療の可能性も否定しないで直感を待ってみることにしていた。
そこで前回から少し早いけれど、その結果からどう感じてどんな選択肢があるだろうかと思い、3回目の波動測定に臨んだのだ。
すると先生がパソコン越しに「すごいですよ!ガンの波動が出てません」と、少し興奮気味に話している。
私も目を凝らしながら、過去2回の測定時の画面とまったく違う雰囲気に「他の人の測定結果じゃないの?」と疑ったほどだ。
少し良くなっているとかではなくて、あんなにあったガン波動が一切なくなっているところを見ると、もしかしたら私は手術前とは別人なのかもしれない。
その波動測定器は量子力学に基づいていて、6次元の情報までとれるのだという。
だからまだガン細胞になっていないガンの波動をとらえられるらしいのだ。
そこでは12次元までの情報がとれる測定器もあるけれど、まだ6次元まででいいかなと思っているし、意識がもっと目覚めれば測定器も必要がなくなるというか、そもそもガン細胞を作らないだろうな。
魂がその経験をしたいと思わない限りは。
子宮はガン細胞とその波動を一手に引き受け「あとは自分にしっかり向き合って」とメッセージを残してくれた。
証はないけれど、それは間違いないと感じているし、手術跡はそれを忘れないための子宮との絆のようにも思えて嬉しい。
「こんなに早くこんなに変化するなんて」
「この経験は他の人にも役立つ気がする」
「今回の手術はとても有効だったのだろう」などなど
波動測定をしてくださった先生談。
さて、その結果から抗がん剤治療は完全にNOになったわけだけど、主治医にどんな風に話せばいいのだろうか。
リラックスして対面すれば、いちばんいい対話ができると信じよう。
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