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4歳児から突如飛び出したイタズラな質問「生きてるってなぁに?」

とにかく「なんで?」「〇〇ってなぁに?」攻撃を繰り出す年齢というものがあります。我が家には4歳の男子がいるのですが、ここ最近彼はそれがブームになっているようです。

今日もいつものように、本当は知りたいわけじゃないんだけど、質問すること自体が楽しくなって「なぁに」の連続技が始まりました。

途中から面倒臭くなるものの、適当に答えて真に受けられても困るので答えていたのですが、「生きてるってなぁに?」とニヤニヤしながら質問してきました。

一瞬「生きてるっていうのはー、」と答えようとした時に、ん?あれ?どう答えればいい??と躊躇。

あったかくて心臓が動いてて、自分で動けるってこと?いやいや、自分で動けない植物とかは違うし、病気で体を動かせない人もいるし、あったかいかどうかで言えば魚は冷たいから全てにそれは当てはまらない…自分で考えられるってこと?うーん、それも違う気がする…脳死状態になったらどういう定義になるかなんてまだ万人が納得する答えなんて出てないよなぁ…(この間数秒)

全くもって答えが思い浮かばなくなってしまって、「それはねぇ、たぶん誰に質問しても答えられないかもー」と逃走しました。

子供の質問なんだから、彼の身近なところ、今の彼の世界の広さの中で、"生きてるっていうのはこういうこと"って答えることはできるんですけど、多数の人が当たり前だと思っている表面上の答えで、思考の広がりを制限する考え方を植え付けたくないなぁって気持ちもあって、だけど自分は応用の効くような答え方がパッと浮かぶほど語彙力も頭の回転力もないので、本当に困ってしまいました。

この質問、息子の中ではこの先どんな風に育っていくのか、あるいは全く微塵も覚えていないものになるのか…少し時間を置いてから探りを入れてみたいなぁと思った会話でした。


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