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片づけ再開

 4月16日以降、サボっていた片づけを再開する。

 3ヶ月サボっていた。
 原因は、Adobeのクリエイティブカレッジというデザインコースに参加していて忙しかったのと、地元であった選挙に気をとられていたことと、あとは意志が弱いせいだと思っていたが、一番はへバーデン結節(指の関節炎)の痛みが強くてものが持てないことだった。

 整形外科でステロイドの局注してもらって痛みが引いたらすぐに片づけを始められたので、意志が強いとか弱いとかいうことは関係ないようだった。痛みが落ち着いて、あらためて思い出してみれば、この数ヶ月本当に痛かった。手を洗うときの弱い水流でも痛むほど。どこかに軽く指先をひっかけたりすれば、思わず叫ぶほどの激痛に襲われた。

 どうしてすぐに気づけないのだろう。痛みに波があるから、徐々に悪くなっていくのに気づきにくい、慣れてしまいやすいのはあるかもしれない。でも、それ以上に「わたし」と「痛み」の間には分厚い膜のようなものがあって、鮮烈な痛みがあるにもかかわらず、見慣れない木の実を渡されたみたいな気持ちで鈍い対応しかできないでいる。

 何かにどうしてもとりかかれないでいると思ったら、どこか痛くないか気に掛けるのは大事だと判った。

 今日の片づけはてっちゃんの活躍もあって、順調に進んだ。めでたしめでたし。


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