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サンキャッチャー

サンキャッチャーが大好きです。 
サンキャッチャーとの出会いは忘れもしない河瀬直美監督の映画「光」を見てのこと。 この映画はわずかにあった視力も衰えはじめていた視覚障害をもつ主人公と視覚障害向けに映画の音声ガイドのボランティア?をする女性の物語。音声ガイドなるものをまず知らなくて、映画開始から、やたらと状況説明が続く導入にまず引き込まれた。「信号が赤になる」「〇〇、立ち止まる」と言った具合に。すぐにそれが映画の音声ガイドだと分かり、こんな映画の世界があるのかと驚いた。前置きが長くなったが、そこに出てきたのが主人公の家にあったサンキャッチャー。目がほとんど見えていないのに、主人公の家にあったサンキャッチャー。その皮肉さと、サンキャッチャーの映像の美しさに、胸がぎゅっとなったのを覚えてる。タイトルの「光」とも重なる重要なシーン。そんな気持ちすらも思い出してくれるから、映画を観て、半年くらい経ってから、やっぱり買おうと決めて買ったスワロフスキーのサンキャッチャーはすごく宝物です。

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