2022年の“今年のキャッチコピー”は『銃弾やボールで、世界がゆれた。』
2021年より始めた「今年のキャッチコピー」。2021年は、
平成の怪物から、
令和の二刀流の怪物へ。
松坂大輔選手が引退し、大谷翔平選手が活躍した年だったことから、こういうキャッチコピーになりました。
2022年の「今年のキャッチコピー」は、
銃弾やボールで、
世界がゆれた。
ということばに決まりました。
「今年のキャッチコピー」は日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」の文章版があったらいいのかなと思って始めましたが、2022年の「今年の漢字」は「戦」でした。2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻、12月のサッカーワールドカップなどの「戦い」からこの言葉になったと察します。ちなみに「今年の漢字」で「戦」が選ばれたのは、アメリカの同時多発テロ事件があった2001年以来、2回目だそうです。
ウクライナ侵攻が今も世界中の人たちの話題であることは言うまでもないですが、ワールドカップも4年前の大会以上に話題になりました。下のメッシ選手の投稿は、インスタグラム史上最高の7400万以上のいいねがつきました。
国内ではABEMAでワールドカップが観られるようになったのも画期的でした。
2022年は、アントニオ猪木さんが亡くなった年だったので、
元気ですよー!
というのを今年のキャッチコピーに決めるのもアリかと思いましたが、ウクライナ侵攻を外すことはできないと思ったのと、神の子メッシのワールドカップで、サッカーの神様ペレが亡くなった年だったので、今回のことばに決めました。
今年のキャッチコピーは、ぼくが運営しているコピーライターのサークル「コピサー」のメンバーから案を出してもらって決めています。ほかにこんな案が出ていました。
「戦い」は「争い」じゃない。
1ミリの可能性を信じることだ。
ヤクルト1000買えません。
弾よりも球で白黒つける世に。
腹が減り 戦におにぎり てまえどり
平和こそ持続可能であってほしい。
行くさ、より、行かない選択を。
世界はこうあってほしいという気持ちは誰しもありますが、世相を反映させるというか、客観的に淡々と事実を述べたことばのほうが、後から見たときによいかなと思って調整しています。
こちらは2021年の「今年のキャッチコピー」の情報です。
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