ガムテープフォントを後世に残したい。#ガムテープフォント化計画
駅の構内に、ガムテープで文字をつくった案内があります。
こちらは、ガムテープを使って書体を作り出したガードマンの佐藤修悦さんのインタビューです。
(note表紙のガムテープアートもこの記事からお借りしてます)
このガムテープ文字を見ていて、ふと思いついた企画があります。
ガムテープフォント化計画
これがフォント(書体)として、自分のパソコンで自由に使えたらおもしろいなと思いました。
たとえば、パソコン教室のチラシをガムテープフォントを使ってつくった。
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初心者の仲間がいます。
◯◯パソコン教室
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初心者の仲間がいます。という文字はガムテープフォントです。このチラシは、パソコン教室の広告でもありますが、ちょっとだけガムテープの広告にもなっています。
ですので、ガムテープをつくっているメーカーがお金を出して、ガムテープフォントというフリーフォント(無料で誰でも使えるフォント)を制作して配布する。それは、ガムテープ文字をつくっている人へのリスペクトも感じますし、職人さんの文字を後世に残そうという姿勢もよさげじゃないですか?
とはいえ、つくるのは、けっこう大変です。ひらがな、カタカナ、数字、アルファベットだけなら、たいした文字数ではありませんが、常用漢字を入れると、2000文字くらいになります。その2000文字を職人さんたちが分担してつくり、その文字をカメラかスキャナーで取り込み、有志のデザイナーが、イラストレーターで、トレースして文字データにしていきます。デザイン学校の生徒さんなどがやるとかもいいかもしれません。イラストレーターでそのまま作ればいいという発想もありますが、それはガムテープ”風”フォントです。職人さんの手づくりの個性を生かし自然なズレは生かして整えることで、温度のあるフォントになるはずです。
そして、このガムテープフォント、ただのフォントではなく、イラストレーターのベクトルデータ(DTPソフトで使えるデータ)としても使えるようにすると、よいと考えております。
なぜかというと、ガムテープフォントは、このガムテープの重なり具合に、味が出るからです。
従来のフォントデータだとここが失われてしまうので、ここを再現できるのが、新しいフォントの姿とも言えます。
新しい文字を世界に貼りつける。なんだかビリビリしませんか?
フォントで有名なモリサワさんが協力してくれてもいい企画かもしれません。いや、Amazonやクロネコヤマトやアート引越センターでもいいかもしれません。
ガムテープフォントに手をさしのべてくださる方は連絡ください〜!
https://twitter.com/aseetsu
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