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紙一枚分の。

とにかく、心にためておくのは身体に毒だ、ということで、つらつらと書いていく。ひたすら暗い、ねばねばした記事になるかもしれないけれど、膿だしだと思って書いていく。

前回の記事で、”もっと10代、20代のうちにしっかりと自分のやりたいことは何か、真剣に考えればよかった。”と書いた。

きっと、その当時は一生懸命に考えていたんだと思う。やりたいことを仕事に!なんて、綺麗ごと言ってられるほど世の中は甘くない。貧困問題に関するドキュメンタリーなんかをみて、能力があっても拾ってくれるところがなければ生活が立ち行かなくなる、ということを学んだ。いや、もしかしたら、そういう記事を拾っては、”だからこそ、やりたいことなんぞ追わずに普通に就職した方がいいんだ”という後押しが欲しかったのかもしれない。実際に、就職して恩恵を受けたこともたくさんある。人間関係には比較的恵まれた。(現在の会社ではそうとも言えなかったが、不思議とそういう人たちはどこかへ飛ばされて目の前から消えていった。)当時の私は、少ない人生経験の中から精一杯考えた結果だったのかもしれない。でも、少なからず、親の影響もあったと思う。普通に就職しろ、というのが親の願いだったと思っている。本当は、大学院にいってみたかったが、妹がまだこれから大学に上がるというときに、うちにはそんな余裕はないだろう、と思ってやめた。今思うと、幼少の頃からいつもお金の心配をしていたように思う。

おそらく、”夢を追う”="青臭い幻想"と思っている反面、憧れもあって生活のほんの少しでもいいから味わってみたい、と思っているんだと思う。

正社員で仕事があるだけましだと思う。本当にそう思う。でも他の人より仕事の比重が偏り、我慢ばかりを強いられるのは正直耐えられなくなってきた。それを上司に相談したところで、”仕事なんだから仕方ない”その一言で終わり。今まで、期待に添うように一生懸命努力してきた。”私には合わない”というのは好きではなく、”合うようにする”のが仕事というものだと思ってやってきた。でも最近はどうも我慢ができなくてならない。自分でもなぜこんなに納得いかないのかわからない。ふつふつと怒りが湧いてきた。

おっと、我を忘れそうになった。恥ずかしい話、それで親とも衝突してきた。さっきもそれで親に嫌な思いをさせたばかりだ。しかし、たまには爆発させないと身体に毒である。と、いいつつ、精神的に参っていても身体に中々出てくれないから困る。こういう発言からもわかるように、いい年して情けないが、私は本当に幼稚で性格も暗く、悪い。タヒぬ、とかすぐに言う。ほんとうにバカだなと嫌になる。

誰もわかってくれないなら、私自身が少しでも理想に近くなるようにやっていくしかない。人間、ある時はいいように上がったと思うと、いきなりストンと落ちる、しかし、その高低は紙一重違っていて、毎日少しずつ紙一枚分高くなっているそうだ。そして、いつかは高みにいる。

それを信じて、紙一枚分の高みを目指していくしかない。少しずつね。

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