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第2回THE NEW COOL NOTER賞~1/23講評(ヒロさん分)

第2回THE NEW COOL NOTER賞へご参加いただいている皆様。
本日までに応募された作品のうち、審査委員のヒロさんに講評をいただいた作品について、掲載させていただきます。

ヒロさん講評文(3作品)

一年前のテレワーク導入、おうち仕事で頭によぎった一つは 午後ロー でした。

コレ という作品は以前から録画しているものですが 午後の陽が高いあの時間帯にテレ東でロードショーを観ることが楽しいのです。

映画館は観るために足を運ばせる、テレビは自宅へ番組を届ける という昭和文化の変貌と受け継がれも スマホ時代の令和では興味深い。

ケンコウさんより参加いただいたnote.は編集された動画。

名優さんに関連するひと言を付けて次から次へと 見事に大喜利していきます(笑)

自分は90%の役者さん、60%程度の作品を当てることが出来ました(笑)

午後ロー オープニングタイトルバックに名作をモチーフとした切り絵が流れていくさまを思い出します。

やはり というか、セガール、スタローン、Bウィリス、Sコネリーの露出が多かったことに なぜだか楽しい自分がいました(笑)

番組表チェックする際 流し見していた 午後ローの欄には 一層力がはいりそうです☆


愉快、愉快 、そして痛快にならぬよう味のある仕上がりが楽しいエッセイ

導入3行目 にくい洒落た一行が エッセイ全体を最後まで覆う

遠いところから選んだ言葉が とっても楽しくて仕方ない

ニヤリ ニヤリ の連続なのだが あえて大爆笑までを記さず 次の文へ 次の文へ とテンポよく促す

サラリと書き終えたからこその風合いなのか、推敲を重ねた効果なのか とても興味があるのだが その興味は野暮というものでしょう

ゴルフのティーショットにラグビーボールをセットするような、だがそんな大掛かりな準備は施さず、逆の ラグビーのプレースキックにゴルフボールを使うような 、そんな離れたところからの言葉捜しを真似てみたくなりました☆

二度見する導入部分も手伝い 、下書きから 日を改めて書き進めるときに思い出すこと うけあいのnote.


《 いいんだよ。結構ね、その不安定なとこが面白いよ。》

中盤に潜ませた この一行のための 2千文字のように受け取りました

意味深なタイトルの指す場所は2つ どちらかの可能性があるな と読み始めました

そのタイトルは持ち出されることなく 読後にしっかり伝わることが より効果を増します

直接的ではなく 見えにくい世情の変化に影響される人が多くいる

不安定なこと は本当に魅力的なことだと思っています

万人に支持されるのかは疑問ですが、そういう立場の人は1億人の中の数十人なのだと思います

もろさや危うさ、か弱いさま や足りなさ なんて言葉も寛容してくれる そういう時間を過ごすことが とても尊いことだと再認識出来ました

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第2回THE NEW COOL NOTER賞の応募期間は終了しました。
みなさま、たくさんの応募、ほんとうにありがとうございました。

引き続き、応募作品への講評と、授賞に向けた審査をお楽しみください。

よろしくお願いいたします。

*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

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