恋のツキ(2)

全巻を読み終えました。

最後はハッピーエンドなのだろうか、そんなのはどっちでもいい。どうせ、人生はガチャをひくようなもの、その時、その時、良い時も悪い時もある。今、楽しむのが大切。

そうなんだよなー。人生そのものが賭けなんだから、たまたまハズレをひいてもその巡りあわせを楽しめばいい。今、正しいという選択をすればよい。

とても含蓄のある最終回でした。

土屋君に行く方が手堅かったのに、最後、こうなったところがワコのいいところですよね。そう、人生において、ロマンチックが最高なのだよ。いくつになっても恋をしたい。ワコだって、今は死ぬまで彼といっしょにいたいと思っていても、先々、そんなものは、どうなるか分からないんだよ。正直、イコ君、また、別の人が好きになったら、絶対、逃げていきそう。既に前科があるんだから・・・・。ワコもそうだ。

結婚とか、子供をもってっていう普通に幸せと感じられることが正解なのだろうか、本当にそうなのか、そんな既成概念に縛られる必要がないと、この漫画の訴えが、自分の心にも強く刺さりました。

はい、私も子供無し人生です。子供がいた方がよかったかもとか考えても仕方がないもんね。今を精一杯生きるのが幸せです。

子無しだが、猫は六匹います。とても忙しい。

この作者さん、とても感情の変化が細やかに表現できていて、すごいと思いました。名作だと思います。

では、また。

オリンピック、折角、やるんだから、もっと楽しもうよ。

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