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【WS】FAIRYTAIL


以下のような構成になっています。


1.タイトルの構成と特徴

次の2つで構成されています。

FAIRYTAIL

真島ヒロ先生作、マガジン連載漫画のアニメ版から参戦です。
真島ヒロ先生といえばRAVEも知っている方が多いのではないでしょうか。
こちらの収録内容は幽鬼の支配者(ファントムロード)編までとなっています。
単行本は全て揃えて読んでいますが、アニメは未視聴なのでオリジナルストーリー等で話の流れが異なる場合はすみません。

各色に記憶を持つキャラが存在しています。
青を主担当しているグレイの記憶は、当時の限られたギミックで原作の回想を再現しようという努力が垣間見えます。
また、マーカーを起動能力コストに充てられる能力を持つキャラが各色におり、仲間の助け合い的なフレーバーを再現しているものかと思います。
他には起動能力の使用をトリガーにするカードもそこそこ多く刷られています。

特徴については各色ほぼ全てのキャラが魔法を持っていることに加え、追加で以下の特徴を持つものが多く収録されています。

黄(エルザ):武器
緑(ルーシィ):鍵
赤(ナツ):竜
青(グレイ):氷

Lv0相打ち、アドバンテージの取れる集中、Lv3へのチェンジ、詰め手段と当時にしては結構良い要素が揃っていますが、色が散ってしまっているため良いとこ取りすると色事故しやすいというバランスの取れた内容とも思います。

FAIRYTAIL EXTRA

追加は六魔将軍(オラシオンセイス)編までが収録されました。
原作は完結しているとはいえ、カードはストーリーの中盤くらいまでの内容なので、絶望的ながらも追加を待っています。

記憶ギミックは引き続き存在しており、思い出に置くカードに選択肢が増えました。
特にオルソラ互換の追加が嬉しく、タイムラグがあるとはいえ手札を入れ替えられるようになったのは大きいかと思います。

六魔将軍の能力や、黄道十二門のイラストを複数持つ助太刀など、エクストラの限られた枚数で原作を少しでも再現しようとしており、個人的にはとても好きなパックです。

2.よく使われるカードや特徴的なカード

【黄】
・妖精女王のエルザ
3/2/10000、正面のソウル-1、記憶で行き+1500。
貼る連動とは少し異なり、手札から対応CXを捨てることで連パンが可能。リバースが必要ですが記憶のパンプとも噛み合っていると言えます。
比較的安いコストで連パンできますが、対応CXを手札から捨てるというコスト上、1面狙うのが現実的です。
今ならソウル-1ではなく、Xルックのような能力が付いてくれて2面くらいできそうですね。

SRの引きイラストも好き

・幼き日のジェラール
0/0/500。
リバース時に1コストで思い出に飛ぶ能力とクロック絆を持つ。
絆先が記憶を持つため思い出能力も無駄になりにくく、絆先がLv1アタッカーとして優秀な1/0/6500なためセットで採用しやすいです。
カードアドバンテージの取れる良い連動がないので、クロック絆でリソース数を誤魔化せる点も優秀です。

【緑】
・黄道十二門の星霊
1/1で1500の助太刀。
記憶達成で追加1500の3000助太刀になります。
下準備もコストもかかりますが、終盤まで使える補正値を持っています。
原作での加入時期や星霊所有者の都合で全て揃っていませんが、6種のイラストから選べるのであるなら自分の星座を使いたくなります。
自分は乙女座なのでそれを使ってます。

見た目は双子座が好き

・妖精の尻尾の魔道士 ルーシィ
2/1/7000、記憶で常時+1500となりバニラ相当になります。
連動時2コストでデッキから特徴「鍵」のキャラをリクルートできます。
鍵を使って星霊を呼び出す原作フレーバー強めのカード。
2/2/9500で手札から出すとデメリットを持つ露骨にこれを使えというカードがあるので、合わせて使いましょう。

・宝瓶宮のアクエリアス
1/0/3500、手札か山札から場に出たときにお互いに1点バーンを飛ばす。
ダメージレースを先行出来ている場合は詰め札になり得るカード。

【赤】
・問題児 ナツ
0/0/2500。
正面がLv3以上なら+7500となるため、標準的なLv3のパワーライン相当になります。
足立系相打ちやLv2の類似能力持ちに比べると確実性がないものの、ノーコストで触りにいく姿勢を見せていけるため面白い性能かと思います。
Lv0としても大半のシステムキャラは一方的に踏める値を持っているので、Lv0のサブアタッカーと早出しメタのスロットを担えるかもしれません。

0/0/10000って夢あるよね

・S級クエスト
1/0のイベント。キャラ2体に相手を踏んだ際に1コストで控え室回収を付与する。
カード/ストック効率で言えばかけ仲相当ですが、タイムラグかあるのでやや劣ります。
集中が山サーチなので控えを触る手段として採用価値があります。

【青】
・ウルの涙 ウルティア
2/1/3500のLv応援。
他のキャラを控え室に置いて自身をレストすることで2ドロー2ディスのルーティングを行える。
後列の入れ替え時にアタック面がない場合、ルーティングに変えられる点が優秀。
また、CXやイベントのような触りにくいカードへのアクセス手段にもなります。

・月の雫
2/2のイベント。Lv3キャラをサーチし、1点回復する。
スローペースで回復全盛期な時代ではそこそこ使われたアド損せずにLv2で耐久できるカード。
ここから繋がる実用的な条件早出しヒールがあればもう少し使えそうだが、そんなものはない。

3.デッキサンプル

黄青t赤

扉&風

主人公のナツくんが対応もないCXのイラストにちっちゃく写ってるだけのデッキ。

・マリガン
リソース数を誤魔化すために1〜2回はクロック絆を使いたいので、Lv1エルザは積極的に控え室に落としておきたい。
Lv0の思い出に飛べるキャラを優先的に確保していく。

・Lv0
Lv1主力のエルザに向けて思い出を2枚確保することを意識する。
思い出要員となる絆元はパワーが低いのでひっかかりにくいが、オルソラは1500あるので特殊相殺に引っかからないよう、ケアしたプレイを心がける。
やろうと思えばかなり思い出を溜められるが、集中以外に山削りがないため山の回転が遅く、圧縮の恩恵が少ないので最低限の思い出で良いと思う。

・Lv1
記憶で1/0/6500になるエルザを主体に戦う。
1/0/5000起動使用で1500パンプもらえるラクサスも助太刀があれば9500まで見えるので、高めのパワーラインを期待できる。
Lv2で後列にLv応援を配置したいので、ダイレクト面を作れると良い。

・Lv2
チェンジを用いてLv3のグレイを立てていきたい。
記憶で返し11500、Lv応援を添えると13000と踏むのに負荷をかけられる数値を出せる。
面に余裕があればカナを出してアンコール付与し、グレイを維持し続けていきたい。

・Lv3
連パンを使って詰めていく。
サブの詰め手段はないので、エルザで詰めるかグレイで回復耐久しか選択肢がない。

4.最後に

少ないギミックで原作再現しようとしており、とても好感が持てるタイトルで、原作を知っている人は楽しくリストを遊べるかと思います。
自分はジュビアとグレイが好きなのでもう少し実用的なジュビアが欲しかったです。

それでは!

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