行動科学概論 行動物理学入門2

鏡がものを映す仕組みは、最近学習しなおして理解していたはずなのに、とっさに左右反転しているかしていないかということを聞かれたら、答えられなかった。確率研究の学者がリンダ問題を間違えてしまうように、知識を詰め込んでも直感的な感覚を制御するには、その問題を繰り返し学習して正しい知識を定着させるなど、熟練させるためのプロセスが必要なのだなと感じた。

ところで、人がその環境に対してどう感じるかというのが、発達段階や、その人自身の錯覚の度合い、空間認知方法の違い(視覚的、言語的など)が異なるというのが印象づいた。
その状況で、科学的な環境評価と心理状態を結びつける研究などは難しいなと感じた。

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