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一度は住んでみたい家が沢山ある!『フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築』展行ってきた

広くて大きい建造物の図面や模型が狭い会場にギュウギュウに展示されていてなんかもう「ああああああぁっ!」ってなった。


開催概要

開催概要
フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築
会期:2024年1月11日(木)〜 3月10日(日)
※2月17日(土)以降、土曜日・日曜日・祝日及び3月1日(金)以降は日時指定予約(当日空きがあれば入場可)
※前期1月11日─2月13日、後期2月15日─3月10日(前期後期で一部展示替えあり)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
※2月2日(金)、3月1日(金)、8日(金)、9日(土)は夜間開館 午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
休館日:水曜日(ただし3月6日は開館)
会場:パナソニック汐留美術館

フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築(パナソニック汐留美術館サイト)

私と作品

子供の頃眺めたインテリア雑誌でTALIESINタリアセン 2に憧れた。建築よりも照明のイメージが強かった。大人になると食器に興味を持ち、テーブルウェアも出ていることを知る。他には2023年秋に映画「AALTO」でアアルトとロイドの関係性を知り、展覧会を知ったのは同年末のコスチュームジュエリー展の帰りにフライヤーがあり興奮した。

展示会感想

会場の高い位置まで展示があり、混んでいても大体は閲覧可能。上の展示の文字が小さくて見えにくかったので一眼鏡で覗いたら展示のアクリルパネルが照明に反射していて眩しかった。危ない。あと上を向くとむせるお年頃なので気をつけて見た。

作品の撮影はユーソニアン住宅の原寸モデルのみ。会場入り口の看板すら撮影できないのが残念だった。(美術館に入る前の外の看板が精一杯)

唯一の撮影可能スポット《ユーソニアン住宅の原寸モデル》

玄関から居間の空間は自由に歩ける。廊下側も撮影したけど人が入ってしまったので掲載できない。

とりあえず普通に撮影。天井部分がTALIESIN(照明の方)に似ててわぁってなった

屈んで撮影するとテーブルの脚と椅子の厚さは同じくらいと気がつく
テーブルの天板と棚の厚さはどうだったんだろう?近いような気がする

屈んで椅子部分を中心に撮影。脚の構造が「オリガミチェア」っぽい

木材とレンガが美しい

もう少し回り込んで椅子の背や棚の下の裏側を撮影

レンガは「縦の目地を赤くしてある」と説明のとおりだった

説明にあった壁も撮影

棚と続いて見える仕切り壁

右奥の下の白い箱なんだろう?隠して欲しかった

住宅の展示(写真、図面、図)

印象に残ったのは「フランク・ロイド・ライト自邸とスタジオ」拡張する家と形がたまらない。すくすく育つ図面に興味津々。

目玉の帝国ホテル

当時の写真や図面、現代の力で作った3Dスキャン&3Dプリンタによる模型、椅子や食器の展示等さすが日本の建造物だけあって種類が豊富で面白かった。演芸場があったことも初めて知った。

ちなみに帝国ホテルは郵便局しか利用したことがない。(目の前の日生劇場の当日券を買おうとしたら現金しか使えず慌ててATMに行った)
2036年竣工予定の<帝国ホテル 東京・新本館>が楽しみ。

家具

ラーキン・ビルの椅子付き事務机が印象的だった。ゆったりとした住宅やホテルの家具と違い、機能的でこれもまた美しかった。あの棚に私なら何を入れようかと妄想が捗る。

高層建築

ジョンソン・ワックス・ビルが印象的だった。特に内部の中央執務室。樹状柱が「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海の底みたいだった。机も椅子も丸みを帯びていて可愛い。(ここで働かせてください)と心が叫んだ。

ライトへ注がれた同時代の目

ここはやはりアアルトの手紙。映画「AALTO」でもライトが出てきて、こちらの展示会にはアアルトが出てくる。エモい。

未来へ向けた目:ブロードエーカー・シティ構想

構想図になんか未来にもほどがある空飛ぶ何かがあるな~と思っていたら、構想に基づくCGアニメーションが作成されていた。こうやって飛ぶのか!と驚いて釘付けになった。これは面白かった。

後期展示は観に行く?

狭い+人気で後期の土日祝日は日時指定となったらしい。後期はチケットの半券(前期のチケット)があれば100円引き。入れ替えは6作品程度で時間の融通も難しいので諦めることにした。

パナソニック汐留美術館について

2023年末コスチュームジュエリー展に行って以来2回目。前回同様新橋から歩いて行った。ホームページに100円割引クーポンがあり、今回も使用させていただいた。コインロッカーは無料でコイン不要(コインロッカーとは)で便利。美術館の外側も撮影禁止エリアが多く気を遣う。出たところに動画がありこちらも視聴してきた。

購入したグッズと感想

ストールは「帝国ホテルアーケード」写真柄と「幼稚園の窓ガラス」柄の2柄あって延々と悩んでいたらショップの方にこちらの鏡で合わせていいですよと案内いただけて嬉しかった。そして似合わない方を選んだ。(!?)

  • ストール 1枚
    《クーンリー・プレイハウス幼稚園の窓ガラス》
    肌の色に合わなかったが、広げて見るとちゃんと窓ガラス柄が入っていてどうしてもこのサイズで欲しい柄!となった

  • ハンカチ 1枚
    《シカゴ万国博覧会 鳥瞰絵図》
    ライトの手がけた平等院鳳凰堂を模した日本館がある。太鼓橋があったり、手前には船があったり、最奥には観覧車があったり楽しい。配色はちょっと渋い。他には幼稚園の窓ガラス柄があったがこちらは部分だった。

  • クリアファイル A5 1枚
    《帝国ホテルのアーケード》モノクローム写真。ストールを選ばなかったのでこちらを選択

  • マスキングテープ 2個
    《自由学園明日館》 ステンドグラス柄(15mm幅、mm幅)
    細い方は3色(赤・青・緑)、太い方は2色(青・緑)あった。

  • ポストカード 1枚
    《『 リバティー』誌のための表紙デザイン案 柱サボテンとサボテンの花 》
    ほぼ正方形

  • スノーボールクッキー(ウィンターパッケージ) 1個
    「帝国ホテル2代目本館(通称 ライト館)が、2023年で開業100周年を迎えることを記念し、 ライト館の冬景色のデザイン」
    帝国ホテルオンラインでも購入可能(期間限定)。
    ほろほろでアーモンドの香り高く美味しかった。

先日ストールを使ってみた。気持ちが上がった


事前に購入したグッズ

パナソニック美術館の図録のページで現在販売していないこと、一般書店で購入できることを知り、Amazonで慌てて購入した。

  • 図録 1冊 257×182mm B5サイズ/256ページ
    糸綴じでパタンと開くタイプ

  • 「フランク・ロイド・ライトと日本」1冊
    Casa BRUTUS 2023年11月号No.283
    ※グッズではないが、図録と合わせて購入。写真が大きくて、意外な人物像もかかれていて満足している。


欲しかったけど購入できなかったグッズ

  • ライト館 100周年アニバーサリークッキーII
    帝国ホテルの赤いクッキー缶
    予算オーバー+昨年末から菓子缶買いすぎ(次に行く展覧会でも購入予定)なので自粛。帝国ホテルオンラインでは購入できないみたいなので買えば良かったかな

  • ストール 1枚
    モノクローム写真の帝国ホテルアーケード柄。こちらの方が似合っていたし使いやすそうだった

  • マスキングテープ
    他の色も欲しかったが予算オーバー


その他

リンク

フランク・ロイド・ライトが設計した照明器具(復刻版)YAMAGIWA

動画

豊田市美術館アーカイヴ
フランク・ロイド・ライト展 記念講演会

講演会「ライトの建築ーその造形と思想のありか」

「フランク・ロイド・ライトと日本」Casa BRUTUS 2023年11月号 No.283


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