見出し画像

猿と手を繋げる?「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」行ってきた

ガウディとサグラダファミリア展でフライヤーがあって、脳内スペイン祭りが始まったので行ってきた。


開催概要

開催概要
スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた
会期:2023年7月4日(火)~9月3日(日)
開館時間:9:30~17:30 (毎週金・土曜日 9:30~20:00)
休館日:月曜日、7月18日(火)
(ただし、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館)
会場:国立西洋美術館 企画展示室

国立西洋美術館 スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた

私と作品

ゴヤとピカソとダリが好きなのでウキウキ。ゴヤは最近だとミュージカルを観た。ピカソは最近だと昨年、ダリはずいぶん昔(17年前のダリ回顧展)。

恐竜図鑑展と同日に行ってきた。上野公園一帯は毎日何かしら開催されているのでワクワクする。

展示会感想

入り口手前にフォトスポットがあるのは珍しいなと思った。ポスターのように猿と手を繋げる。一人で行ったので(ソロ活派)手を伸ばしている猿だけ写真に収めた。

ソロ活派にはハードモード

音声ガイドはネットで聴ける無料形式。電波が悪いので、美術館内のWi-Fiを利用した。
版画メインなのでガラスケース展示の本も多かった。細かい絵が多く、単眼鏡を持っていって良かった。

フェリックス・ブラックモン ドン・キホーテ(ゴヤに基づく)
ジョージ・クルックシャンク《スペインの呪い》

ゴヤの作品が沢山あって嬉しかった。

フランシスコ・デ・ゴヤ
《〈ロス・カプリーチョス〉16番 神よお赦し下さい、それが母親だったとは》

ゴヤの描いた闘牛をさらにピカソはこう描いて..とワクワクする展示があった。

フランシスコ・デ・ゴヤ
《〈闘牛技〉20番 マドリードの闘牛場でフアニート・アピニャーニが見せた敏捷さと大胆さ》
パブロ・ピカソ《〈闘牛技〉9番 突き棒での跳躍》

目当ての一つピカソの「泣く女」も観ることができた。こちらは撮影禁止だった。じっくり観ることができた。他にはホアキン・ソローリャ「水飲み壺」が印象的だった。

パブロ・ピカソ《泣く女 I》
ラモン・カザス《「アニス・デル・モノ」のポスター》

他にはホアキン・ソローリャの《水飲み壺》も印象的だった。こちらは国立西洋美術館公式Youtubeに動画が出ていたのでこちらをお勧めする。

国立西洋美術館について

昨年ピカソとその時代展に行って以来。常設展も企画展のあとに寄り道する。大体は見たことあるので素通りして(映画を観た後にこの点は反省した。今後はもっとジックリ鑑賞したい)、新展示や小企画展があったらじっくり見たり。広いので楽しい。小企画展だけ目当ての時は中々たどり着けないので果てしなく広く感じる。

美術館のわるものたち

会場:新館2階 版画素描展示室
今回の小企画展示も面白かった。企画展のチケットで入れるので時間があったら見学することをお勧めする。

ポスター可愛い
アルブレヒト・デューラー 《騎士と死と悪魔》

突然のお題があったり。(答えも展示されてる。思った以上に沢山ある)

ジョルジョ・ギージ《人生の寓意》

購入したグッズと感想

企画展会場の中にショップがある。ポストカードと図録は併設のミュージアムショップでも買える。

  • 図録 B5判変形(ハードカバー) 312ページ
    資料的存在で読み応えはある。その分、絵が小さくカラーページが少ない。ゴヤについて書かれたページが沢山あって嬉しい。

  • スペインのイメージ絵葉書セット 6枚入り

    • ラモン・カザス《「アニス・デル・モノ」のポスター》
      今回の展示のメインビジュアル

    • エドゥアール・マネ《ロラ・ド・ヴァランス》
      バレエシューズが可愛い。扇子があるとスペインだなって思う

    • アドリア・グアル《オルフェオ・カタラ合唱団のポスター》
      1904年とは思えないほど新しさを感じる

    • フランシスコ・デ・ゴヤ《〈ロス・カプリーチョス〉43番 理性の眠りは怪物を生む》
      後ろの不穏な動物(蝙蝠から猫への変化?)が可愛い

    • フランシスコ・デ・ゴヤ《〈ロス・カプリーチョス〉16番 神よお赦し下さい、それが母親だったとは》
      着衣のマハを思い起こす

    • 作者不詳《メメント・モリ》
      この絵は見てていいなと思っていたので作者不詳なのにポストカード化されてて嬉しかった。タロットカードみたい

  • 靴下 1足
    Salvador Dali The Persistence of Time Socks
    サルバドール・ダリ《記憶の固執》
    このシリーズでムンクを持っていた気がする。。

  • スペインのお菓子セット 1個(4個+ポストカード付)
    スペイン菓子工房ドゥルセ・ミーナ
    (ポルポロン、ヘーゼルナッツのマンテカード、チョコレートのマンテカード、ロスコ・デ・アニス各1個)
    凄くおいしかった。

    • ラモン・カザス《「アニス・デル・モノ」のポスター》1枚
      付いているポストカードがメインの絵でポストカードセットと被るのがなんとも。。誰かへのお土産向け?

欲しかったけど購入できなかったグッズ

特にないというかグッズが少なかった。寂しい。


その他

映画「わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏」

この企画展を観たらお勧めしたいのが映画。(観る予定の方、観たかったけど都合の合わなかった方もぜひ)

スペイン関連展


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?