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靴について語る:足幅編

後日中敷き編、靴試着編も書く予定。今回は過去の計測振り返り。

私の足

足幅:B 足長:約230.5mm 足囲:約208mm
骨格:ストレート 足のあだ名は纏足てんそく
散歩は趣味では無いが、美術館や博物館、デパート巡りが好きなので良く歩く。足の指が短くて驚かれることが多い。爪先立ちでふらついて先生に指摘されるも足の指を見て「これで爪先立ち不動は無理」と謝られことがある。

2015年

初めての足計測

プランタン銀座(現:マロニエゲート銀座2)にて測定。
自分の足幅が細いと知る。それまで足幅は大きいと思っていたから衝撃的だった。
たまたま買い物に来ていたら行列ができていて、先頭を見ると無料足測定と出ていた。買い物も終えたので好奇心で並んだ。
謎の計器に足を入れ、その場でプリンアウトしてデータをもらえた。その結果を見ながら説明を受けたのだが、私の足の悩みを当て、

「今はその幅のサイズはほぼ流通していません。いつかそのサイズを沢山流通させたいので待っていてください!」

のような事を熱く語られた。後日、前滑りさせないインソールを購入した。
当時はスーツで客先に行くこともたまにあり、パンプス以外考えられなかった。

2015年の測定記録1
2015年の測定記録2

当時なぜ足幅が広いと思っていたか?

小学生以降のエピソード

  • どの靴を履いても足が痛くなるから。爪先が痛くなり、歩けなくなることが多々あった。

  • 子供の頃から「疲れたから歩きたくない」と言うと「甘え」と言われ、立ち止まれば道で蹴飛ばされたり突き飛ばされたり散々だった。

  • 「子供はすぐ足が大きくなる。家は頻繁に買い換えるお金が無い」と言われ、靴がきつくても我慢して履いていた。その為、足は横に広くなったと思い込んでいた。

  • 母に「EEやEEEサイズの靴が楽って聞いたよ」と吹き込まれていた。
    (ある意味間違いではない)

足幅が細い心当たりもあった

高校生以降のエピソード

  • 雨の日、サンダルの中で足が前滑りし足の指がサンダルからはみ出し歩けなくなった。危険を感じ、渋谷スクランブル交差点の電信柱にしがみついた。何回か信号が変わった後、見兼ねたビラ配りのお兄さん達に手を引いてもらい無事に駅に到着。恥ずかしかったし、助けてもらったのに怖かった。
    足首ストラップ(安定感のあるTストラップ)+前ストラップ+厚底サンダル。
    どうせ足下が濡れるなら素足にサンダルでいいという気持ちだった。
    以降、雨の日の足下は注意している。

  • 学校の帰り道で歩道橋を登っている途中でローファーが脱げ落ち、階段下にいるクラスメイトに靴を拾ってもらった。大型車が走る道路で揺れる歩道橋の手すりに捕まり、片足で立ちながら靴を待った。
    以降、歩道橋が怖い。

2018年

シューカウンセリングを受ける

機械計測の後、3年。一向に幅狭のパンプスがどの店でも当たり前に販売される気配も無く(検索すればオーダーや試着会はあったが面倒だった)、手で計測するタイプの有料カウンセリングをデパートで受ける。
もしかしたら機械間違ってたんちゃう?という期待もあった。結果は機械は正しかった。

2018年のカウンセリング記録(左に右足データ・・逆でわかりにくい)

また、足の問題も分かるようになった。

足の弱点

  • くるぶしの高さが低い

  • かかとのカーブが弱い

踵が靴擦れしやすいと思った。
対応された方はとても優しかったが、Webフォームで申し込んだ悩みを1から聞かれたことに苛ついた。なぜ事前に質問しておいて、その悩みが担当者に届いていないのか?時間の無駄に感じた。

その後同デパートでセミオーダーで幅Bのパンプスを初めて手に入れた。試着の際に歩いて踵が浮かないのは初めてのことだった。
気に入って数年後に違うデザインの靴を手に入れた。
現在そのメーカーではB幅が販売されなくなってしまった。

その後スニーカーブームが到来でパンプスを履く機会が減る。

2022年

話題のYourFIT365を試す

カウンセリングから4年後。在宅勤務も丸2年を超え、体重も10キロくらい増えた。太ると足幅も変わるというし、ひょっとして幅CとかDになっているかも知れないと期待を抱く。メジャー入りしたい!
やはり幅はB幅だった。

ストッキングで計測。滑って怖かった。うまく足をおけた感じがしなかった。

2022年の測定記録1
2022年の測定記録2

足を見せる角度だと思うが、素人目でもエジプト型の私の足指先を見て「スクエア型ですね」と言われた。心中『違う~』と思いながらも心証を悪くしては靴は紹介してもらえないかもと謎我慢した。今思えばすぐ指摘すれば違う角度からみてもらったりもっと合う靴を提案してもらえたかも知れない。

2015年の初めての計測から7年。デパートでも幅が細い靴を20足弱(サイズ違い、色違い含む)ほど提案してもらえる時代になったのはとても嬉しかった。

靴屋でも計測

太った点、YourFIT365の機械に足をうまく置けなかった気がする点、エジプト型と誤診があった為、B幅の靴を販売している別の店でしつこく測定。
別のデパートにて他店ではB幅だった旨話したところ、謎プレートに足を置き測定。
B幅ですが、まずはC幅から試しましょうとのことでC幅を履き、緩かったのでやはりB幅ですね。となった。
B幅を履いたところ、靴が「ブシュッ」と鳴った!
もう疑わずB幅として生きていくことにした。

7年間で3回の測定を経て分かったこと

  • 利き足である右足が若干大きい

  • 2015年から10キロ以上体重が増えたが足の幅は変わらない

  • 指側の横アーチが低い

  • 空中計測は幅AA。着地が痛いので空中はあまり気にしなくていい

  • 狭幅の靴が増えてきている

  • 口頭説明は忘れやすいのでメモをとること

  • 事前アンケートが伝わっていないことがあるのでアンケート入力を控えておくこと

  • カウンセラーはその道のプロだが神様でもエスパーでもないので不安に思ったことはすぐに質問すること

  • 雨の日の計測は足が汚れているので恥ずかしい。黒い革靴+ストッキングは要注意

  • 計測はショートストッキングが便利


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