高橋泰城 行動科学演習 6/26

条件付き確率 P(A|B)=P(A⋀B)/P(B) という公式は高校数学で習ったが現代の確率論で証明できなのは知らず驚きだった。確かに「月までジャンプできたら絶対に1億あげる」というを記号化すると、P(1億あげる|月までジャンプ)=P(1億⋀月までジャンプ)/P(月までジャンプ)となるが、人間が月までジャンプできることはないので、P(月までジャンプ)=0となり分母が0になるという数学であってはならないことが生じてしまう。

今回の授業も確率と密接に絡んでいたが、行動科学とりわけ行動経済学は確率との結びつきが強いように感じる。主流の経済学が期待効用を(効用)×(確率)と考えてきたからだろう。

統計学で習う仮説検定、帰無仮説の棄却、p値といったことは頭でなんとなく理解しており、概念をいざ説明しようとするとかなり難しい。ある学者のツイートの話が上がっていたが、学者でもp値を正確に理解できていないとは。


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