スクスタ28章の感想(ネタバレあり)
過去回想について
ついに来た、ランジュ掘り下げ回のスクスタ28章の感想です。
ランジュの過去回想ありで、スクールアイドル部設立までお話とランジュの内面を掘ったお話、新ユニット爆誕のお話でした。
まず今回明らかになった第2部開始(20章)までのランジュの行動についておさらい。
①虹ヶ咲のスクールアイドルフェスティバルにランジュが見学に来る。(本来、栞子を見にくる予定だった)
②スクールアイドル同好会のステージを見て、競いながらも仲良くできる世界があることを知る。
③スクールアイドルは同好会としての活動ではなく、部として認めるべきと考える。(理由ははっきりと語られていませんが、おそらく同好会は部に比べて活動の規模等に制約が出ると考えたのかも?)
④理事長(ランジュの母)と掛け合い、スクールアイドル部を設立する。
⑤作曲家としてミアを呼ぶ。栞子も部に所属する流れになる。
⑥同好会メンバーを部へ勧誘する。ほとんど受け入れられなかったが、勧誘内容の一部に共感した果林・愛が部へ体験入部する。(2人は同好会を脱退したわけではなかった)
⑦部へ来ない同好会メンバーを来させるために妨害行為(監視委員会など)を開始する。
ここで20章冒頭に繋がります。
どうしてここまでこじれた?
ランジュの人間関係の不器用さは、相手への理解が低いこと、独善的であることが挙げられます。
強引なやり方のため最終的には孤立してしまう。栞子はその流れを幼少期から知っていて、スクールアイドル部でも孤立するだろうと予期していたからこそランジュの傍にいることに決めていたんですね。さらに言えば栞子もどうすればこの問題を解決できるか分からず右往左往してしまった。なにしろ栞子自身、過去に強引なやり方をして上手くいかなかったわけですから。このポジションは第1部のキーキャラクターだからこそですね。
栞子からランジュの過去を知り、ランジュに対する歩み寄りが足りなかったと反省する同好会メンバーですが…。いや同好会側は全く悪くないよ!部室を奪われライブ活動も禁じられた以上、同好会にとっては部を敵視せざるを得ません。あの状態で対話の道を探るのは無理があります。
まあねえ…仕方ないとはいえやはりランジュを悪役に描きすぎましたね。分かりやすい悪役にしないと同好会側はすぐに仲良くなってしまうのは分かるんですが。もしも監視委員会の件を除いてシンプルに同好会と部が競い合うような展開だったら今よりは話題にはならなかったかもしれません。が、ネットで大炎上したことを踏まえるとまだその方が良かったかな。
あと体験入部って設定は最初から想定していたんでしょうか。正規所属が同好会で部は体験入部にすぎないとしたら、かすみんはあんなに敵対心を表さないと思うんですよね。
所々入るミアの冷静な指摘が面白かった
新ユニット爆誕
色々ありましたが! 栞子、ミア、ランジュの3人ユニットが誕生です!!!
新曲『MONSTER GIRLS』
度肝を抜かれました。ミアが3人曲を作るってあたりからずっとドキドキしっぱなしでしたよ。日本語、英語、中国語が交じり合うめちゃくちゃかっこいい楽曲。ストーリー上もDiverDivaに影響を受けて制作されているのも面白い。ランジュに影響され部へやってきた果林・愛がユニットを組み、今度はそこからランジュ達へ影響していくと。
これを執筆している2021年7月時点ではDiverDiva、QU4RTZ、A・ZU・NAのファンミーティングまで決まっていて、「おーい栞子だけユニット所属してないんだけど~」という去年から叫び続けていた問題にようやく決着がつきました。いやーもうね、ほんと長い間悶々としておりましたよ。ユニット名は絶賛投票受付中ですがどれに決まるか楽しみです。(個人的に意味も含めてR3BIRTHが好き)
っていうかもうファンミvol.4やりましょ。新ユニット結成記念で。
今後の展開
今後の気になるところとしては、
・スクールアイドル部は結局廃部になるのか。(同好会に合流するのか)
・校内オーディション、スクールアイドルエキシビションはどうなるのか。(前章までと状況が変わったので新ユニットで参戦する可能性もある?)
といったところでしょうか。
最後にひとつ。
今後同じことを繰り返さないためにもランジュはこれまでの行動を反省し、迷惑をかけたことを謝り、そして自身が変わらなくてはなりません。
ランジュに必要なことは、①相手を理解しようとすること、そして②相手に合った行動を起こすこと でしょう。
栞子とミアは変われました。ランジュも必ず変われると信じています!根はとてもいい子なんだから!
29章以降に期待です。
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