note_ogp_クックパッドの執行役に選任されました

クックパッドの執行役に選任されました

本日(12/6)開催の取締役会で選任され、2020年1月1日付でクックパッド株式会社の執行役に就任することになりました、福崎 康平(koppe_jp)です。

▼執行役の選任に関するお知らせ

https://pdf.irpocket.com/C2193/kAZq/xlCx/YOLV.pdf

スクリーンショット 2019-12-06 17.37.08

▼Japan CEOの選任に関するお知らせ(2020年7月29日追記)

2020年9月1日付で日本事業の総責任者、Japan CEOに執行役 福崎康平が就任いたします。

現在は、買物事業部本部長 JapanVPとして「クックパッドマート」の事業責任者を務めています。みんなからは、「こっぺ」と呼ばれています。(2020年9月1日より、Japan CEOに就任することで日本の事業全体を統括いたします。)


クックパッドに入社してやってきたこと

クックパッドに入社してから、もうすぐ2年になります。レシピの会社から、毎日の料理を楽しみにする会社にするために入社しました。
次のクックパッドの柱となる新規事業、特に「買物」という課題をメインに取り組んでいます。
昨年の9月に「クックパッドマート」という生鮮食品ECプラットフォームをリリースし、現在もサービスを順次拡大している最中です。

スクリーンショット 2019-12-06 17.03.22

毎日の買物には、たくさんの課題があります。
生活者観点では、共働き世帯やシニア世帯を中心とした、時間や交通手段が限られている方の買物難民問題。
生産者や販売者からの観点では、高齢化や低収益な構造による担い手不足の問題。
物流の観点にまで目を向けると、大量の食品廃棄や食品の画一化、再配達やドライバー不足など。

関わっている個人すべてが幸せとは決して言えない環境が続いています。

クックパッドマートは、美味しいものを美味しいうちに食べてほしいと願う生産者の方にとってのプラットフォームを作り、消費者にとって、美味しく新鮮な食材を便利な形でお届けする仕組みを提供しています。


レシピの会社から、毎日の料理を楽しみにする会社へ

画像6

クックパッドという会社は、「レシピの会社」というイメージが強いかもしれません。
レシピサービスは提供開始から20年以上が経過し、たくさんのレシピ投稿者のみなさまに支えられて、国内では320万以上のレシピが投稿されています。全世界では、600万以上のレシピが投稿されるまでに成長しました。

しかし、毎日の料理にまつわる課題は、レシピだけでは解決できません。
買物や生産、キッチン環境や食事環境などあらゆる領域において、あらゆる仕組みづくりを行うことで、クックパッドは毎日の料理を楽しみにしていきます。

料理で、まわりの人を楽しみに

画像5

私と料理について、ちょっとだけ自己紹介させてください。

私にとって、料理というものは特別なものです。福岡という美味しいものに囲まれた街に生まれ、小さい頃から、料理上手な母親とよく料理をしていました。

小学生高学年になったころから、自分ひとりでも料理をするようになりました。一番最初にハマった料理は、大好きだった近くのスパゲッティ専門店の味を真似した「クリームパスタ」。
自分なりに、麺の茹で加減を研究したり、具材を変えてみたりとお店の味にどうやったら近づけるか研究したりするのが好きでした。

そんな趣味としての料理は、次第に「周りのひとたちを笑顔にする」最高のツールになっていきました。

はじめての体験は、高校の文化祭。自分が考えたメニューのホットドッグや焼きそばを売って、たくさんの人が喜んでくれることに、最高の幸せを感じました。

大学時代に上京してからも、「こっぺ食堂」という名前で飲食店の空き時間やレンタルスペースを借りて、店を開いていました。料理を振る舞い、たくさんの人たちに楽しんでもらうことが最高の時間でした。

画像1

世界共通の「料理」というのもの

20歳になったときに、大きなチャレンジをしたことがあります。
1年間かけて、「こっぺ食堂」を世界35カ国で開いたこと。
アジア各国から中東・ヨーロッパをめぐり、様々な場所で、現地の食材と現地の方たちに囲まれながら、自分なりの料理を振る舞ってきました。

画像4

クラウドファンディングが普及していない時代でも、資金を集めるために周囲の方々がサポートしてくれたことによって、こういった活動を続けられることができました。
その温かさを感じると同時に、たくさんのチャレンジを後押しできて、個人がもっと活躍できるような仕組みも世の中には必要だと感じ、帰国後は、そんなウェブサービスを立ち上げ続けることにしました。


個人が活躍できる仕組みを作り続けてきた

私自身在学中から、10年以上、「個人がもっと活躍し、社会に貢献できるような仕組みづくり」に取り組んできました。

様々な人の好きなこと、取り組みたいことを応援する仕組みは、この世の中に特に必要だと感じていたからです。

私と友人で立ち上げた、「roomdonor.jp(ルームドナー)」というサービスは、東日本大震災のときに被災した方に住宅を無償貸与できるプラットフォームでした。いまでは民泊が当たり前になりましたが、当時はAirbnbなどという名前は日本で広まっていなかった頃です。

画像9

日本から帰国してからは、cyta.jp(サイタ)」という300種類以上のジャンルの先生と生徒をマッチングするサービスを運営してきました。その中でも特に、写真に関するレッスンでは、カメラマンの方々と一緒に、たくさんの方たちの子育てや料理、趣味や旅行など新しいチャレンジする受講生の方の応援をしてきました。


「つくり手」の熱量がクックパッドを更に成長させる

画像9


クックパッドでこれからも取り組むのは、料理にまつわる「つくり手」である個人をエンパワーメントする、仕組みやインフラをつくることです。
「つくり手」とは、料理をつくる方やレシピを投稿する方だけではなく、毎日の食材を美味しく育てる生産者の方やそれらを届ける方、料理にまつわる新しい価値を生み出すクリエイターすべてです。

「つくり手」を増やし、つなげることで、毎日の料理の課題を解決し楽しみにします。

新しいチャレンジを共にする仲間を募集しています

画像4

料理というのは、日本が世界に誇れる最高のコンテンツです。誰もが周囲の人を笑顔にすることができる最高のツールでもあります。 「毎日の料理が楽しみ」になることで、世界中のすべての人びとの心からの笑顔が増えると信じています。

「毎日の料理を楽しみにする」ためには、新しい仕組みを更にたくさん立ち上げ、広げていく仲間が必要です。

決して、料理が得意で大好きな私みたいな人たちだけではなくとも、「つくり手」を支える仕組みを作りたいという方にはぜひ、仲間になってほしいと思っています。特にファッションや音楽、アートや学びの領域などからは学べるところがたくさんあります。

レシピの垣根を超え、毎日の料理を楽しみにしていくためにはたくさんの方の知見や技術、そして広げる力が必要です。

ぜひ、個人的にでも構いませんので興味がある方はメッセージいただければ幸いです。(Facebookはこちら)

クックパッドはこれから更に、面白くなります。