努力で大喜利を攻略できるのか。8週目 (6/12-16)
注意:この記事は素人が大喜利でスベり続ける画像が出てきます。
約4300字あります。寝れない夜行バスでどうぞ。
ご無沙汰しております。革先といいます。
noteと現実の差が空いています。埋めっぞ。6/11(日)は参加できなかったので、6/12(月)の週から。やばいって、いま書いてるの7月なのに。夏本番なのに。
6/12(月)夜
この当時、めちゃめちゃ用事が重なって死にそうでした。頭回ってないのを感じます。
1巡目お題:「先生、トイレ!」に対して、キュンとくる返答をしてください
回答:そう言うならやってみよう (4票 58/69位)
子供が「○○したらどうなるの?」を連呼するとき、適当にあしらう大人と「どうなると思う?実際にやってみようか」という大人がいて、僕は圧倒的に後者が好きでした。そのイメージで僕が好きな大人に喋らせたんですが、ちょっと曖昧すぎました。「やってみよう」が全然ピンと来ない。
「キュンとくる」は「イカす」くらいの意味だと思ってたのですが、他の回答ではかなり恋愛に寄っていました。ミスりました。そもそもあんま面白くないですが。
2巡目お題:語彙力を失った俳人が一句
回答:杜甫甫… (5票 62/74位)
なぜふざけた?自由律俳句という逃げ道もありますが、フォーマットに沿っていない回答は厳しく審査される印象があります。僕も投票の時は同じマインドなので、それで良いのですが。
3巡目お題:大量の魚が宅急便で送られてきて一言
回答:律儀なクマだったな (22票 2/75位)
唯一良かった回答。当時は何となく「魚→熊」を連想してまとめただけだったので、上位で驚いてしまいました。偶然ですが、多くを語らずに背景が思い浮かぶ良い回答ができました。
5巡目お題:古着屋にいた、何か腹の立つ人
回答:このマネキン、服と表情が合ってない (7票 38/69位)
酷いのはこれで、一度思い浮かんだ発想を捨てきれず長々と説明しちゃった回答。「マネキンに表情を要求する」という理不尽さを核に回答を作ったのですが、文章も長いし空回りしちゃってます。
突然ですが、耳で聞く大喜利(対面大喜利)と目で見る大喜利(ネット大喜利)の回答の違いは何でしょうか?私は「文章量」だと思います。
対面に比べネット大喜利は能動的に回答を見なければならないため、文章が長いだけで減点要素になり得ます(それを跳ね返す長文回答もありますが)。つまりネット大喜利で対面大喜利のような回答をしてもウケません。このギャップを分からないまま長めの回答をしていると、順位が沈む印象があります。今回の5巡目回答ではそれを痛感しました。
ネット大喜利(茶屋のみ?)でウケる回答は「相手に想像させる回答」だと思ってます。
長い!次
6/13(火)夜
用事がひと段落した日です。解放感から銭湯に行きました。ゆっくりしすぎて1問目は脱衣所で答えたのを覚えています。
1巡目お題:「コイツポールダンス習い始めたな」なぜ気づいた?
回答:「とまれ」によくいる (25票 6/78位)
自分でもなぜこれで票がもらえたか分からないです。平仮名で短い回答なので読みやすかったのと、「よくいる」って言い回しの引っ掛かりがうまく作用したんだと思います。内容はただの標識いじりなんで、大して然面白くないですからね。
4巡目お題:絶対に家から出たくない人 VS 引っ越し業者
回答:業者用の飯も作る (6票 45/73位)
これお題の意味が全然分からなかった。VSの構図にこだわらず「家から出たくない人を出す方法」みたいな簡単なお題に解釈しなおせば良かったです。
決勝お題:国境の長いトンネルを抜けると浮国であった。
回答:学校に来なくなった田中がいた (18票換算 18/84位)
このお題も難しかった。これに関してはお題のせいにしても良い気がする。川端康成「雪国」の冒頭パロディというのは何となく分かったけど、どう答えればいいのか分からない。(単語で終わるお題もありますが、あれは「その特徴は?」という言葉が隠れていると思えばいいので。)小説の続きを書けばいいのか?そもそも浮国とはなんだ?既存の言葉なのかオリジナルの言葉なのか?川端康成の「雪国」がピンと来ない人はより地獄だったと思います。
結局「トンネルを抜けて浮国に着いた感想を教えてください」っていうお題だと思えばよかったらしい。こういう事前知識の有無で答え方が変わってしまうお題は本当に苦手だな~。一般教養の線引きって難しいですが、特定の個人・作品に関するお題はアウトかなと思います。(マリオとかポケモンは別格かもですが)
こんなお題でも、他の回答は面白いのばっかで驚きました。ちなみに私の回答は「浮国」を「浮いている奴の国」だと捉えた回答でした。多分伝わってません。
また長い!次
6/14(水)夜
あんていしてゆね~。
1巡目お題:ゆっくりと沈む船を見る船長「○○」
回答:10年経てばロマンなんで (7票 32/68位)
開き直る嫌な船長のセリフばかり考えて、面白要素がなくなってました。
2巡目お題:世界一アホな放火魔がやらかしたミスは?
回答:街で自分の家だけ残った (15票 9/71位)
「自分の家以外放火した」っていう発想は好きだったんですが、言い回しをもう少しよくしたかった。「自分の家だけの街ができた」みたいな。どう?面白くなった?なったよね?面白くなるまで退かないよ?
3巡目お題:リスナーをナメてるラジオDJ
回答:動きで笑い取る (20票 1/68位)
発想は凡でも、短くまとめると面白く見える。文章構成の有用性が分かった回答です。1位の割にそんなに票が入ってないだと? うん。
5巡目お題:失礼すぎる将棋
回答:解説「Z世代って感じですね」 (11票 14/63位)
将棋の知識が無さすぎて、「失礼」の方から攻めてしまった。プロ棋士の対局動画でも見ようかな。そもそも将棋のルールほぼ知らないんですが。
上位回答を数個、他の回答も平均10票くらいの理想的な茶屋でした。ただ、表彰台を目指すにはさらに基準を上げなきゃいけません。
6/15(木)夜
下の方で安定しました。
1巡目お題:パチンコにハマった留学生
回答:右打ちが最初に覚えた単語 (8票換算 32/65位)
「右打ち」という言葉の強さに頼って、発想も文章構成もダメな回答。「留学生」という言葉も「外人」「学生」「いつかは帰国する」という多くの要素を持つ単語なので、もっと細かい所を突きたかった。
2巡目お題:クソ女将「お客さま、○○○」
回答:3分で終わってましたね (4票 58/69位)
「ゆうべはおたのしみでしたね」から着想を得た回答なのですが、もっと直球にするべきだった。まず「ゆうべはおたのしみでしたね」っていう発言がすでにクソ女将だ。
3巡目お題:画像で一言
回答:さすがに文系いくべきだったわ (8票 34/67位)
「大学の講義」という広い要素から絞り切れなかった。こういう時は勝手に縛りを作ったほうが考えやすかったですね。教授に着目したり、歴史の授業ってことにしたり。
5巡目お題:画像で一言
回答:妻には眠ってもらったよ (14票 3/63位)
「眠ってもらう」という言葉だけで犯罪チックなニュアンスが出るの不思議ですね。猟奇的なセリフを言わせる回答が多くありましたが、露骨な表現を避けたからか意外と良かったです。
発想でも、文章表現でも、未熟な部分があると感じた日でした。
6/16(金)夜
恐らく、1位の次に嬉しいであろう「ギリ入賞」。2位も3位も悔しいでしょうが、ギリ入賞はラッキー以外の感情がないですから。
3巡目お題:ドラゴンが出てくる怪談
回答:背筋がボッとする (14票 12/71位)
私は文章の爆発力とかで勝負できないので「皆が忘れている狭いあるある」を突くことに生きがいを感じています。つまりドラゴンのような架空の存在は、狭いあるあるが見つけづらく弱点でもあります。そのため、別の要素(今回でいう怪談)を掘り下げて結びつける作戦をよく取ります。今回はちょうどよく絡められました。ドラゴンの関連ワードもぼちぼち覚えていった方が良いですね。
4巡目お題:貧乏ゆすりが止められない人
回答:テスト後は椅子がふにゃふにゃ (4票 57/71位)
回答の語感の悪さが気になる。体言止めって口頭だと気にならないけど、文字だと結構気になります。そもそもなぜ「貧乏ゆすりの振動」→「ふにゃふにゃ」にたどり着いたんだろう。液状化現象?
5巡目お題:レッドカードを10枚出された選手 何をした?
回答:レフェリー抜きで海行った (2票 2/66位)
良い回答を思いつく方法として、「お題を変換する」というテクニックがあると思います。例えば、このお題をそのまま受け取ると「レッドカードでは足りないくらいの反則」を考えることになりますが、勝手に「審判が激怒した理由」みたいなお題に頭の中で変えてしまいます。すると、普通に回答するだけで元のお題から少しずれた、いい塩梅の回答ができるはずです。普通の事しか思いつかない時には有効です。
結果
まあまあ良いっすね。
1位取るまでは備忘録を兼ねて続けようと思ってますが、このままいつまでも取れないんじゃないかという不安もある。時々入賞して、時々惜しいところまでいって。そのまま1年経ったらどうしよう。君は助けてくれる?
さよなら!(不穏)
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