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東京を拠点に、中国や韓国などアジアの美容・ファッショントレンド、ビジネス情報を発信します。運営:coogee.jp

最近の記事

世界に拡大する韓国インフルエンサーブランド、売れる秘訣は「信頼」の発信 / 後編

 元祖オルチャンとして韓国、日本だけでなく東アジアで人気を博すホン・ヨンギ氏は現在インスタグラムで74万フォロワーを抱えるインフルエンサーとしてだけでなく、韓国コスメブランド「Milk Touch」のプロデューサーとしても活動する。  オルチャンは韓国語の俗語で「美少女・美男子」という意味を持つが、日本では可愛らしいテイストのファッションやメイクを好む韓国美女を指し、ピンクを基調とした独自の世界観に日本の若者も魅了された。「スタイルナンダ(STYLENANDA)」のピンクの

    • 韓国「Milk Touch」が日本上陸 製品に「誠意を込める」インフルエンサーの思い / 前編

       日本では現在、“韓流サードウエーブ”から徐々に韓国というひとつのカテゴリーが出来つつある。韓国ブームの火つけ役となったのが「オルチャン」と呼ばれる存在で、その元祖と言われるのがホン・ヨンギ(홍영기)氏だ。2009年の韓国リアリティー番組「オルチャン時代」で人気を博し、現在もインスタグラムで約74万フォロワーを抱える。そんな若者のカリスマは今年4月にOlive Internationalからコスメブランド「Milk Touch」を立ち上げ、11月末にはCoogeeとパートナー

      • 韓国の美容アプリ「ファヘ」「カンナムオンニ」韓国語でも日本の若者が使用するわけ

         韓国の美容に関する情報は日本国内でいくらでも手に入れられるようになった。例えばプリクラ機が有名なフリューが運営する韓国情報サイト「ハルハル」のインスタグラム(@haruharu_furyu)では頻繁に韓国コスメを紹介し、フォロワーは9万9000を超えている。個人で韓国コスメや美容情報を発信する人も多く、ツイッターやインスタグラムだけでかなりの情報収集が可能だ。  しかし韓国の美容に憧れる人の中には、自分から情報を得るために動く人も多い。韓国コスメブランドの韓国語公式アカウ

        • 小紅書に問題、ウェイボーからも新アプリ登場…中国人気SNSの動向 / 関連記事紹介

           中国はインターネット大国だ。中国インターネット情報センター(CNNIC)の発表によれば、2018年12月時点でネット利用者は8億2900万人おり、普及率は59.6%に達した。またスマホ利用者は8億1700万人で、インターネットのほとんどが手のひらの上で利用されていることとなる。  若者の多くが情報源とするのもスマホだ。日本でもツイッターやインスタグラムから人気の商品が出て売れていくように、中国でも口コミやインフルエンサー(KOL)が影響力を持つ。そのプラットフォームの一つ

        世界に拡大する韓国インフルエンサーブランド、売れる秘訣は「信頼」の発信 / 後編

        • 韓国「Milk Touch」が日本上陸 製品に「誠意を込める」インフルエンサーの思い / 前編

        • 韓国の美容アプリ「ファヘ」「カンナムオンニ」韓国語でも日本の若者が使用するわけ

        • 小紅書に問題、ウェイボーからも新アプリ登場…中国人気SNSの動向 / 関連記事紹介

          韓国化する原宿、韓国コスメの展開拡大…政治と相反する国内の韓国トレンド動向

           日韓の政治は先行き困難を極めている。この影響は大きく、観光庁が発表したところによると、韓国からの訪日客は8月、前年同月比48%減少した。7月の同7.6%減からも大幅な減少だ。しかし、韓国観光公社によると訪韓日本人はというと、8月は同4.8%増となっている。7月の同19.2%に比べればかなり鈍化しているといえるが、それでも増えているのはなぜか。  韓国への訪問のみならず、日本国内でも韓国のコンテンツが消費され続けている。これまで、ペ・ヨンジュンをはじめとする第一次韓流ブーム

          韓国化する原宿、韓国コスメの展開拡大…政治と相反する国内の韓国トレンド動向

          “チャイボーグ”から中国産コスメまで、日本の若者が憧れる「中国」の存在

           “韓流サードウェーブ”では「TWICE」や「SEVENTEEN」、「NCT」といった多国籍メンバーで活躍するK-POPグループの活躍が目立つ。また、2016年に韓国内で放送されたオーディション番組「produce101」を通じてデビューし、1年で活動を終了した「I.O.I」が今年12月に再結成するが、ここにもにも中国人メンバーのギョルギョンが所属し、グローバルグループとして再び話題になるだろう。  こういった多国籍な魅力を持つグローバルグループの活躍から、メンバーの出身国

          “チャイボーグ”から中国産コスメまで、日本の若者が憧れる「中国」の存在

          【今さら聞けない】中国ビジネスを知る基礎キーワード4選

           中国市場のプレーヤーのみならず、アリババをはじめとした中国の革新的な企業やサービス、流通の仕組みは世界のビジネスマンが注目するところとなりました。その手の話題の中には中国以外では聞きなれない単語が多く「今さら聞けないけど、これは結局どういうこと?」と頭を悩ませている人も少なくないのでは。  今回はその中でも重要で基礎的な4つのキーワードを簡単にご紹介。また、それに関連した最近のニュース(19年9月2日時点)をまとめました。 1:BAT(百度・アリババ・テンセント)  

          【今さら聞けない】中国ビジネスを知る基礎キーワード4選

          人軸で物が売れる・物を作る、美容界もインフルエンサーブランド時代に

           今は「消費者が動く方に企業が動く時代」と言われている。実際、インターネットの時代となり、トレンドは雑誌やランウェイ以外の場所から生まれることも多い。ではどこから発生するかといえば、かつてトレンドがストリートから生まれたように、若者がたむろする場所から生まれるのだ。つまり、SNSである。  SNSではインフルエンサーと呼ばれる人々がこれを率いている。この言葉は単にフォロワー数が多い人を指すのではない、文字通り人を惹きつけて影響を与える人のことだ。この影響力は「私もこうなりた

          人軸で物が売れる・物を作る、美容界もインフルエンサーブランド時代に

          “韓流サードウェーブ”はどう発展するか アジアトレンドを追うべき理由

           インターネットやテクノロジーの発展で、エンターテイメントコンテンツはボーダーレスなものになった。以前は渋谷や原宿といった街や雑誌からトレンドが生まれていたが、次第にブログサービス、SNSへと、トレンドを生み出す“場所”は時代と共に変わっている。  この流れに伴い、かつて「ギャル系」と呼ばれたカテゴリーの若者が、今や韓国カルチャーを取り入れた「韓国系」に代わった。そして今では韓国のみならず、中国をはじめとしたアジアのトレンドを追いかける若者まで出始めている。  これまで雑

          “韓流サードウェーブ”はどう発展するか アジアトレンドを追うべき理由

          なぜ今韓国なのか

          韓流サードウェーブ9誌。この数字は何か。 今年2018年夏のファッション誌で韓国の特集掲載をしているファッション誌・美容誌の数だ。(dマガジンでの検索数なのでもっと多いと思う) 「JJ9月号:40P韓国特集」「with9月号:最新韓国ビューティー」「Ray9月号:韓国っぽな#ハニルメイク、気になる」「mer9月号:オシャレ女子がハマる韓国コスメの魅力」「JELLY9月号:RedVelvetが着る最旬韓国ファッション」「CanCam7月号:かわいいを探しに韓国へ」「Seve

          なぜ今韓国なのか