14#02 ウクライナ情勢について思うこと

14#02 ウクライナ情勢について思うこと

くーさん
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※試聴版。オリジナル版(27:55)は購入後に視聴可能。

国際紛争には誤算がつきものです。このウクライナ情勢で最大の誤算は、『ウクライナの軍隊が組織的抵抗を維持しているどころか、反転攻勢を仕掛けそう』なところです。

戦争開始して最初の一ヶ月は支援はなく静観していました。その後にNATOの支援は入りましたが、中途半端なものでした。この段階ではウクライナ敗北を視野に入れていて、その後の国際情勢を鑑みたとかんがえられます。現在でもロシアの出方を見つつ、少しづつ支援を拡大しています。
外部から見ると、『最新鋭のいい武器をもったウクライナ軍と、安くてそこそこの性能のロシア製武器をもったロシア軍が戦っていて、戦線が膠着している』ように見えます。
つまり、『人を大量に投入すれば、最新鋭の武器と対等に戦えることがわかった』ということであって、『領土的野心をもつ国家の隣国は野心をくじく軍備が外交政策として必要となる』ということにはなりませんか?

ユーラシア大陸の安全保障はロシア対策を主に、戦争をなるべく起こさないように国際法が整備されてきた歴史があります。その過程で戦争は何度も起きていて、その後に国際法が整備されています。
長い目で見ればこのウクライナ情勢も国際法が整備されることになるのでしょう。我々はそれを見届けることはないのかもしれませんが…。

配信日 2023-04-25
zg14#02.mp3

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