見出し画像

副業をやってみて思ったこと。

2021年8月、ちょっとやってみたいなと思ったことができた。勤務先では副業を人事に申請する必要があり、人事部宛にメールをしてみたところ、普通に断られた。えー
理由は報酬が発生すること。報酬と言っても量次第だが、万単位になるような金額ではない。上司が「ちゃんと人事に話せ」と言ってくれたこともあり、アポイントをとってプレゼンをし、一年間という期間限定で許可してもらった。

副業では、コミュニティに所属することになっており、コミュニティ限定の講義を受講することも出来るし、普段接することのない人の話も聞けるし、やってよかったなー続けたいなーと思っているところ。
時期によって必要な時間はマチマチなのだが、今のところ2022年2月頃がMAXで、月20時間くらい必要だった。勤務先からの条件に「平日昼間の労働時間に影響を与えないこと」というのがあったので、土曜日・日曜日・平日夜の時間を使って対応するしかない。実質相手とやり取りするのは、累計でもほんの数時間なのだが、事前準備もあり、終わった後の振り返りや記入するものもあり、慣れていないせいか、なんやかんやで想像していたより時間が必要だった。本業の仕事中も「そういえばアレはどうした?」とか、あと一時間後に予定があるぞと思うなど、時々脳みそを持っていかれることもあり、二つの職業を同時進行するというのは、思っていたよりずっとずっと大変だった。

まてよ、育児とか介護ってこんな感じか?
いや命がかかっているし、もっと大変では???

過去、後輩が子供の幼稚園のお迎えで帰らなくてはいけないと悔しそうに帰ったあと後続業務を引き継いだこともあるし、家族が病気なので家で続きをやりますとPCを持って帰る後輩を見送ったこともある。私は彼らの大変さを全然わかってあげられていなかったんだなと実感した。必要な時間だけが問題なんじゃない、脳を分割して二つのことを同時に気にすることって、こんなにストレスがかかるものだったんだ。

言わば今までの私は、おうちで家事をしてくれている人がいて、毎日出社して会社の業務に集中できる人に近い状態だったんだろう。やってみたほうがいいよ、副業。こんな気づきもあるんだから。

そしてもうすぐ期間限定が終わる。続けるには、延長のプレゼンをするか、会社辞めるしかないのか・・・。

写真は、結婚した女の人は家で食事を作らないと聞いて驚いた香港の夜景。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?