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パーカー51:高い筆記性とセンスのあるデザイン性を兼ね備えた優等生型万年筆

パーカーの万年筆、パーカー51 ティールブルーCTを買いました。 

パーカー51は1941年にパーカー設立から51年目に発売された万年筆です。ペン先が軸で隠れるフーデッドニブを採用しています。これは、飛行機を模したデザインなんだとか。おしゃれですね。

ペン先が軸で隠れる、フーデッドニブ

これは、出張先の姫路駅前のハンズで購入したものです。もとから、愛用のシステム手帳、filofax ホルボーンにあう万年筆を探していました。偶然通りかかった姫路のハンズでぴったりな色味のものを見つけたというわけです

私が購入したのは前述の通り、ティールブルーです。ブルーのホルボーンととても似合います。

パーカー51 ティールブルーは、filofaxのホルボーン ブルーと相性バッチリ

パーカー51にはほかに、ブラック、ミッドナイトブルー、バーガンディーというカラーがあります。

また、高価格帯のパーカー51 モダンヘリテージ、プレミアムがあります。価格は通常のパーカー51が1万8000円ほど、モダンヘリテージが2万7000円ほど、プレミアムが6万円ほどとなっています。

通常のパーカー51とモダンヘリテージはステンレスペン先です。モダンヘリテージはキャップなどがゴールドで装飾されています。プレミアムは18金ペン先だそうです。

字幅はFだけの展開のようですね。

購入したときから、コンバーターが内蔵されています。コンバーターはネジ式ではなくて軸についいるスライダーを上下させてインクを吸う機構になっています。

黒いスライダーを上下させてインクを吸う。
画像からはわかりにくいかも。

さて、肝心なのは書き心地です。下に例を載せました。新幹線で書いているので揺れています。インクはパイロットの色彩雫 月夜を入れています。

ペン先はしなるといえばしなるけどまあそれほどではない。下記味はやや固めなものの、カリカリするわけではなくちょうど真ん中ぐらいの書き心地。字幅はFですが、国内産万年筆のMより少しだけ細いかなぐらいの太さです。欠点らしい欠点はないですね。一方で、特筆すべき特徴もうすいとも言えます。

パーカー51で書いた文字
新幹線の中なので揺れながらかいてます。

個人的にはとても満足のいく万年筆です。高い筆記性とセンスのあるデザインを兼ね備えた優等生型の万年筆と言えるでしょう。

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