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スパイダーマン アクロス ザ 嫌いな人バース

「「自分の機嫌くらい自分でとってくださいよ」

って、ある芸人さんが言ってたらしいです。
そうは思うのですが、なかなか出来ることではないなと感じていたのです。

「自分へのご褒美でこれを買いました」的な事がよく叫ばれています。確かに買った時は機嫌が良くなりますが、一時的なものなので効果は持続しないし、何よりお金がかかりますし、「そもそも欲しい物が買える財力があればイヤな事があっても不機嫌になんかならねーよ」と叫び返したくなります。

で、「スパイダーマン アクロス ザ スパイダーバース」ですよ。

このスパイダーマンシリーズは「マルチバース」つまり「多元宇宙」つまり複数の宇宙が存在しているという設定で、それぞれの宇宙のスパイダーマンが一同に会するのです。そしてそのそれぞれのスパイダーマンにもそれぞれの事情や背景があり、それがドラマを生んでいるのです。

そこで思ったんです、「私の嫌いな人は別の宇宙からこの宇宙に来た」のだと。そう考えれば、あのイヤな上司が何故にこんな理不尽な事を言うのかとか、あの人は何故デリカシーのかけらもないのか説明がつくのです。

住んでる宇宙が違うから

きっとあのイヤな人たちの住んでる宇宙ではそれが常識で正しいのでしょう。住んでる宇宙が違うから常識もこの宇宙とは違うのだなと。で、その人たちは何らかの原因でこの宇宙に来たのだと考えれば腹は立ちますが、理解はできます。理解ができれば「仕方ない」で落ち着きます。

イヤな人に機嫌を悪くされても、こう考えれば自分の機嫌をとれるのだなと映画を観て気がつきました。

もっとも、スパイダーマンは色んな宇宙のスパイダーマンと共闘しますが、私はイヤな人たちと共闘するのはごめんですが。

だって私はスパイダーマンでも何でもない只のマンですから。

しかし映画は超オモシロくて文句なしです。

思わず、「自分へのご褒美」にこの映画とナイキがコラボしたスニーカーを買いました。

抽選に外れたのでプレ値で。




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