日記2022-10-10:完結の先に向かって

救いには3つの種類がある。

  1. 大きな物語に埋もれる。世間体のある親、国家への奉仕、会社への忠誠、社会への貢献。世間的に価値があると見られる大きな物語の中に自分を埋没させる。

  2.  小さな物語の中に身を置く。優しい隣人、素敵な彼氏、チームへの貢献。個人的に価値があると思うことに従う。

  3. 忙殺。抽象的なことを考える余地をなくす。

1「大きな物語に埋もれる」は、社会的な関わりに積極的であり、他人に興味がある、つまり他人から自分がどう見られるかに興味がある人間のみに残された手段だ。社会的な関わりに消極的で、他人への興味が薄い自分には無理だった。世間からどう見られているとかどうでもよかった。

今実行可能なのは、小さな物語に価値を見出しつつ、忙殺されることで意味のない空想から身を引くことになる。ここ2ヶ月ほどこの方針でやってきた。うまくいきそうだと思う。小さな物語に価値を見出すことで、完結の罠も乗り越えられる。


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