高崎物語:法律関係で調べた事③(逮捕・勾留後の起訴・不起訴処分) 09/02追記


はじめに

高崎物語において、自分が知らなかった法律知識を、
調べてみたのでまとめてみました

前提

筆者は法律関係は素人です
解釈違い等ありましたら、
生暖かい目で見て頂くか、コメントで指摘をお願いします
「法律事件」に関する事は、弁護士などの専門家へご相談下さい

逮捕・勾留後の流れ

カッコ内に、令和5年の検挙者に対する、割合・人数を記載する
母数は、身体拘束されている逮捕・勾留者だけでなく、
在宅事件を含む検挙者である事に留意

不起訴処分による釈放(64.4% 47万9,092人)

嫌疑不十分や、親告罪の告訴取り下げ、
起訴猶予(56.4% 41万9,846人)等と判断された場合、
不起訴処分となり、無罪放免・釈放される

親告罪
強制わいせつ罪やストーカー規制法違反等、
被害者による刑事告訴がないと、犯人を処罰できない犯罪
被害者が告訴を取り下げた場合は、早期に釈放されるそうです

起訴猶予
犯罪の重大性、被疑者の状況、示談の成立の有無などの状況を考慮し、
検察官が起訴不要と判断した場合は、不起訴処分となるそうです

起訴処分

略式起訴(21.3% 15万8,531人)

被疑者が罪を認めており、
100万円以下の罰金刑・科料に相当する事件の場合の裁判手続き
略式裁判は非公開
略式起訴された場合、通常、一両日中に罰金命令が出る為、
釈放は勾留期間内に行われる模様です

公判請求(9.3% 6万9,066人)

被疑者が罪を認めていない場合、
もしくは、懲役刑・禁錮刑・100万円を超える罰金が見込まれる場合の、
裁判手続
公判請求の場合、公開法廷で審理される

勾留されていた被疑者が公判請求された場合、
そのまま勾留が継続されるケースが多い模様
(公判・裁判では、被告人の参加が必須で、逃亡等防止の為の処置)

そのまま勾留された場合でも、
保釈請求により、身体拘束が解かれるケースがある

保釈の実際の要件(抜粋)

・証拠隠滅のおそれがないこと
・証人等や被害者に危害を加えるおそれがないこと
・身元引受人がいること
   (保釈中の住所などを制限される場合もあり)
保釈保証金が納められること

別件での再逮捕

別件での容疑がある場合、再逮捕される可能性がある
再逮捕された場合、逮捕・勾留で、最大23日間、身体拘束が延長される
(同一容疑では、再逮捕は不可)

まとめた上での雑感

アル君と被害者の示談

Tさんと親族とは解決した」との発言から、アル君と被害者間では、
解決していない=示談していない可能性が高いと思っています

ただ、8/11までにアル君が逮捕されていたとすると、
8/14頃に、Tさんと親族は何をもって解決したのでしょうかね
わたし気になります
(これについては、語られることはなさそうですが)

起訴?公判請求?保釈?

高崎物語という創作物内の、
アル君の逮捕が2回目という解釈を元にすると、
アル君が不起訴処分になる未来が想像できないですねぇ

あと、アル君が犯行を認めるとはあまり想像できない
起訴される場合、犯行を認めないと、公判請求になりますが、はたして

保釈条件に、「被害者に危害を加えるおそれがないこと」
とあるので、保釈されるのかも、気になりますね

どうなるのか、ほんとに分からないですねー

保釈保証金の差し押さえの可能性

仮に保釈されたとしても、保釈保証金は、
その後の公判・裁判が問題なく実行されれば返却されるものです
条件は厳しい様ですが、仮処分の担保金の様に、
差し押さえの対象にできる模様です

もし仮に、アル君に、債務があり、
取れる手段はすべて取る」人が相手にいたりすると・・・
いやぁ、どうなるか楽しみですね

2024/09/02 追記

↓の暇空氏の配信やタレコミによると、
上記の予想は、大分間違っている・現実に即していないようですね

Tさん発言の「お前存在なくなったらしいな(笑)」から、
親族からも完全に見放されたと思っていましたが、
・身元引受 & 監督しなければ、公判請求・起訴
・身元引受 & 監督すれば、無罪放免・釈放
という2択であれば、親族も身元引受を選択すると思います

↓の暇空氏の配信やタレコミから逆説的に考えると、
今回アル君が起こしたことって、警察にとっては日常茶飯事、なんですね
なんというか、、あまり知りとうなかった


最後に

「高崎」での物語は完結しましたが、今後もどうなるか注目ですね

引用・参考元



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