新しい世界秩序?

プーチンさんが何か言ったらしい。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231006/k10014217911000.html

プーチン大統領「新しい世界秩序」という表現でアメリカに対抗

聞く耳持つ必要なんて、あるんだろうか?と、思った。

古い話ではあるけれど、30年くらい前、私が「国際社会」という単語を使ったとき、なんだか偉い評論家の方(誰だか忘れた)が、「国際社会などというものは存在しない」などと、切り捨ててきた。

確かに、当時はそうだったかもしれない。いわゆる「国際法」は慣習法で、国家の行動を「法的に」規制する枠組みなど、ないに等しかったと理解している。戦争ですら「合法」なのだから。ソビエト連邦が崩壊して、「秩序」とはアメリカがもたらすもの、という感じだったように記憶している。30年前は確かにそうだった。

それが、少しずつ変化して、今は「国際社会」という単語を使っても、それが一定のルールというか、合意のもとに世界が「協調」しようとしている「社会」を指していることについては、共通認識があるように私は考える。「国際社会」という単語も、完全に市民権を得ていると私は考える。この単語の指す世界観については、私は30年間、ブレていない。

私は今、ある方の講演会に可能な限り参加している。その方、いわゆる霊能力というか、創造主の意識を受け取れる方だと、私は理解している。このページから私のページを読まれた方は、「なんだ、このページは、へんな新興宗教の宣伝か?」とお考えかも知れないけれど、このnoteに私が書いた過去のページを見ていただけたら、ありがたいと思う。新興宗教の宣伝ではないです。(無視されても、全然構わないし。)
私は、webではその方を「師匠」と書いているけれど、師匠の講演で一貫しているのは、「ヒトの実体は、意識を持ったエネルギー体であって、いわゆる『魂』とか『心』が、消滅することのないヒトだ。」ということだろうか。世間の「常識」とは異なるけれど、ヒトは、平たく言えば「死んで」(私は、魂が肉体を抜けて、と書くことが多いけれど、)早ければ1〜2日、遅くとも10日もすると「魂」(意識体)として覚醒して、肉体に収まっている時と同じように「自分」であり続ける。と理解している。

肉体を持つ、ということは、自分とは異なる次元(エネルギーレベル)の意識体と交流するためで、言ってみればこの世界は「魂の修行の場」だから、通常は、過去自分が誰だったかなどという余計な情報は、今の肉体には持ち込まない、と理解している。「死んだらそれで終わり」と認識している人があまりにも多いけれども、実は、短い人でも数千万年、長い人だと数十億年にわたって「自分」としての意識が一貫して「自分」として継続している、ということになる。

それは、何を意味するか。例えば私は、今回は日本に生まれて肉体を持っているけれど、過去には中国で肉体を持ったかも知れないし、ヨーロッパにいたかも知れない。どこの国、どこの文化圏というのは、肉体を持つ都度「自分が今回、どこでどんな経験をしたいか」によって自分で決めて来ている、と師匠は説かれている。(人気の高い国もあるから、必ずしも第一希望となる国で肉体を持てるとは限らない、とも、聞いているけれど。)

プーチンさんの場合には、遅かれ早かれ肉体を抜けた後、自分の判断が正しかったかを確認するために、次はウクライナに肉体を持つ、ということもあり得る、ということになるのかな、と思った。というよりも、そうした「確認方法」は、極めて「よくある話」だと、師匠の講演内容から私は理解している。
ただ、プーチンさんの場合には、スターリンあたりの意識体に共鳴して、その辺に留まるんじゃないかと、思うけれど。

「地獄」という場所は、肉体を持った後の意識体が、肉体を持っている間に「汚れて」しまった意識をキレイにするための、いわば病院のような場所だと、師匠は説かれている。自分で気付いて、物欲だの、憎悪などの意識だとかを落とすことができれば、また、肉体を持つ前に「住んで」いた上の(汚れていない)意識体の世界に帰ることができるよと、師匠は説かれている。ほとんどの人が、(それが、数年か、数十年か、数百年か、中には数万年の人もいて、個人差はあるものの)「地獄」で汚れを落として、また上に帰り、再び肉体を持って、ということを繰り返して、経験を積んでいると、師匠は説かれている。

ただ、その「地獄」の最深部には、サタンがいる。ルシフェル(様)という優れた意識体だった方が、残虐の限りを尽くして二度と肉体を持つことのできないところまで汚れてしまったらしい。自分で気付いて上に帰るのは、ほぼ不可能だと、師匠の講演内容から私は理解している。そこより少しだけ浅いところに、スターリン、ポル・ポト、アミンなどがいるらしいけれど、それらの方々も、おそらく二度と上に帰ることはないと、私は理解している。スターリンに共鳴しそうだということは、おそらく、プーチンも、人間として肉体を持つのは今回が最後という、500億体を超える地球系霊団の中では、かなりの少数派である「例外」の仲間入りするんだろうな、と、私は理解している。
プーチンさん、老醜を晒す前は、割と好きな人だった。せめて、次にウクライナで肉体を持って、自分の決断の是非を確認することができる程度に、行動をとどめてくれればとも思うけれど、たぶん無理だろうな、とも思う。

話の枕が長くなった。主題はそちらじゃない。

言いたいことは、要するに「どこの国に生まれる」などというのは、毎回変わるのが普通だ、ということだろうか。

師匠は、「相手を理解するために、次にどこに肉体を持ち何をするか(されるか)を決める」というような話もされていた。
習近平氏の場合、まだプーチンさんほど人を殺す命令を出していないと思うから、割とすんなりと上に戻った後で、自分の判断が正しかったか確認するために次は台湾に肉体を持つなんていうことは、十分に考えられるし、例えばアメリカで強硬に黒人を差別している白人が、次は黒人に生まれるということもあるだろうし。

イスラムで女性を劣った存在だとしている方々が、次はそうした国で女性として肉体を持つこともあるように思える。その場合には、「私の心は男だ、私は女じゃない」と、女の肉体を持ったままで(例えばイランで)私の心は男だと主張しようものなら、普通に女でいる以上に激しい迫害に遭うかもしれない。

何度も何度も肉体を持つ、というのは、それらすべての経験を積むということなのだろうと、私は理解している。

そして(やっと主題に辿り着いた・・・)国と国との関係でも、同じことがあるように思える。「自国の利益だけ」を考えて何かを判断したなら、おそらくは、次には、その自分の判断の結果として被害を受けた相手の国で肉体を持つ。「国際協調」を考えるならば、確かにまず「現実問題としての自国の立場」を優先せざるを得ないのは間違いないとしても、相手に対する配慮をないがしろにしたら、少なくとも、その判断を行った「その人、個人の意識体」は、相手の国で肉体を持ったりするんだろうな、と思えてならない。

師匠の講演内容からの私の理解では、肉体を抜けた後の我々(ヒト)の意識体は、地上で肉体を持っている多くの人々の「意識」を上から見ていて、「あ、あんな愚かなことを考えてる」」とか、「そんなこと(何かをしようとしている、その何か)をしたら、大変なことになるのが、わからないのかなぁ」などと、あたかも舞台の上の俳優の演技を見ているかのように、眺めることができる。
「そんなことは、やめなさい!」と上から意識を送り続けても、ほとんどの人はその意識を受け取れない、そういうものだと思う。素直に「何か、嫌な予感がする」程度でも受け取れたなら、意識を送ってくださっている方々も、まだ安心できるんだろうけれど。

師匠のように、上の意識体の方々と意思疎通できる、ということは、今現在地上にいる誰が何を思っているか、その人が何をしたか、これから何をしようとしているか、それら全てを把握できる、ということになるんだろうな、と私は理解している。だからこそ、誰に心を見られても恥ずかしくないような心(=自分自身)であれと、師匠は講演会で説かれているのかと、私は理解している。

私の考える「新しい世界秩序」とは、ほとんどすべての人が「たまたま、今回はこの国に肉体を持っている」と自覚して、他国のことを考えること、であって、およそ、兵器には存在意義がない世界だけれど。
プーチンさんは、「兵器が存在しなければ自国民の命を守れない状況」を、世界に見せつけたと思う。だとしたら、「新しい世界秩序」ところか、「百年以上、時代を逆行した世界秩序」の話をしたような気がした。

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