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遠回りした分、それはあなたの武器になる。

2021/8/29 ドラマ記録no.53「推しの王子様」7話

木曜日に放送されている、こちらのドラマ。このドラマがスタートする前に、深田恭子さんから比嘉愛美さんへ、主演が変更されたことでも少しニュースになりましたね。

でも、私はこのドラマの主演が比嘉愛美さんで良かったんじゃないかって思うんです。

その理由については詳しくこれから書いていきますね。では、今日はこちらのドラマについて。


あらすじ(公式HPより)

物語は、主人公の日高泉美(比嘉愛未)が、五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を、まばゆいほどの胸キュンとともに描いていくもの。乙女ゲームを手がけるベンチャー企業の社長である泉美は、すべてを自分の理想通りに作り上げたケント様というキャラクターと恋に落ちるゲームが異例の大ヒットを記録し、一躍、新進気鋭の経営者に。その泉美の前に、ある晩、航が文字通り“空から舞い降りて”きて、航は泉美を抱きしめます。信じられない展開に仰天する泉美でしたが、それ以上に信じられないのは、航の容姿がケント様にソックリだったこと。しかし航は、無作法で無教養で無気力で、なんとこれまで人を好きになったことも無い、無い無い尽くしの残念すぎる王子様でした。大失望する泉美でしたが、ひょんなことから「私があなたを理想の男性に育てる!」と、航を会社で雇い、仕事はもちろん、言葉遣いからマナーに知識、さらには生きがいや恋の仕方まで教えることになり……。

運命でなければ絶対に交わることのなかった泉美と航の前代未聞の恋の行方と、懸命に仕事にも向き合い、本物の幸せを見つけていく姿を、これまでにない魅力的なオリジナルストーリーで紡いでいきます。


印象的なセリフ

泉美さんが、航に対して言った言葉です。航のことを励ましてるセリフだけど、私まで励まされてる気持ちになりました。

どうせ私のことなんて誰も期待してないし、何も変わらないって。自信なんて全然なかった。でも、乙女ゲームと出会って、そんなのどうでも良くなったの。自分が本当に好きで、楽しいと思えたら、周りの評価なんて気にならなくなった。あとから結果がついてきて、今私はこの場所でゲームを作れてる。きっと何かを好きになる気持ちって、儚いものなんだよ。でも、だからこそすごいエネルギーを生み出すんだと思う。それに、あなたが悩んだり遠回りした分、他の人が見てない何かを見てるはず。それは、あなただけの武器になると思う。何一つ無駄にならない。あなたの過去は誰にも真似できない経験であって、モノを作る上で必ず活かせるから。だから、怖がらずに一歩踏み出してみて。


ドラマを通して思ったこと

主演ありきでドラマが作られるのだとしたら、私は深田恭子さんから比嘉愛美さんに変更したのはとても良かったんじゃないか、って思うんです。深田恭子さんじゃないといけない、というドラマにはどうしても見えないかな。

主演は、ゲーム会社を立ち上げた女社長。比嘉愛美さんのちょっとツンとした感じが、見事にマッチしているので、社長役がとても似合っているんですよね。何の違和感もない。なんなら貫禄を感じさせる、堂々とした立ち振る舞いが凄い。

私の中で深田恭子さんは、ちょっとワガママな構ってちゃんタイプなんですよね。綺麗というより、可愛い系かと。多分そういう役が多かったのと、あのフワフワとした声のトーンに影響されているのだと思いますが。笑

その一方で、比嘉愛美さんは可愛いより綺麗タイプ。さらにスラッとしたスタイルの良さもありますね。ヒールを履きこなして、少し上から目線で航に指示する姿なんて、もういかにも社長という姿。

深田恭子さんと比嘉愛美さん。可愛い系と綺麗系。まさに対局する2人。もし、比嘉さんではなく、同じ可愛い系の女優さんが代役になったら、「深キョンの変わりの主役」っていうふうに見てしまうと思います。

今回、正反対のところにいる比嘉愛美さんが代役に選ばれましたが、深キョンありきで台本が作られているとしたら、何も違和感なく演じている比嘉さんが凄すぎると思いましたね。

比嘉さん演じる、凛と佇む泉美が本当にカッコいい。同じ女性として、こんな女性になりたいって思います。華やかな見た目、落ち込んでも前を向く姿勢、自分で考えて決断して、周りを動かす力、見ていて惚れ惚れします。

これからどのようにドラマが展開していくのか、とても楽しみです。と同時に、深田恭子さんが少しでも早く復帰されることを祈っています、


おりょう☺︎



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