夜のクラゲは泳げない 1話 感想メモ

音響がリアルで雰囲気あっていい。街の喧騒と口笛の組み合わせが何だか心地よく聞こえる。光るクラゲがとても綺麗。
水族館のクラゲと、壁に落書きされたクラゲの絵。どちらもオシャレ。
7Fが悪魔、9Fが天使。
まひる「クラゲみたいにふわふわと漂っていると誰の目も気にしない自分でいられる」
「カラフルなネオンの中を歩いていると自分まで輝いている気持ちになれる」
モノローグの落ち着いた雰囲気がよい。
クラゲは自分では泳げない、水の流れに乗ってふわふわと漂っているだけ。
タイトルロゴもクール。ロゴの出し方もわざとらしさがなくて好き。

まひるが妹に寝顔を盗撮されている。ピンクのぼんやりとした色使いも相まってちょっとエロい。
窓から入ってくる光の描き方が素敵。
まひるが下着を脱いだ後、キャミソールの紐が下側にずれる。なんか露骨にエロいな。こんなエッチなアニメだったとは。
まひるの足に視点が映った後、まひるが屈んで太ももと胸が高密度で同じ画面に収まる…。性的である。
脚と唇の描き方もエロい。

女の子のキャラデザがみんな童顔でかわいらしい。

メガネをかけるシーンもいいね。レンズと鏡の使い方がいい。

あの壁画を描いたのはまひるちゃんらしい。すげえ。最初に出てきた女の子は幼少期のまひるちゃんだったのか。

トンネルの向こうから幼少期の自分が出てくるシーン、トンネルの構造をうまく使っててここもいいなー。回想であることを赤くてぼんやりとした輪郭で表現するのも幻想的。

まひるが花音のことを急に「色が白くて顔がちっちゃくて…」と言い出したけど、百合要素もあるんだろうか。

まひるが花音に返事しようとすると電車が通り過ぎて、場面が電車に乗っているまひるに切り替わる演出も好き。「通り過ぎる電車」ってネガティブなイメージを想起させやすくて、かつ日常的によく使うものだからメタファーとして浮きにくくていいな。

着替えシーンだけでなくお風呂シーンまであるとは。果たしてこんなにエッチでいいのか。

水中からまひるの顔を撮ってるかのような写し方だったり、まひるがお風呂で立ちあがると画面に水滴が飛んできたり、ここも演出が面白い。

パジャマ姿のまひるを下側から写すカットもまたまたエッチ。

ハロウィンのコスプレをするまひるちゃんがかわいい。ただ渋谷ハロウィンにあんまりいいイメージが持てないんだよなー…。

斜め下側から電車と壁画を同時に映すシーンの光の使い方が派手でいい!
クラゲが元々光る生き物なので、壁を光らせても無理やりな感じがなくて調和していると思う。

人のライブ邪魔するのどうなんだろう。あと「人の曲を汚している」って扱われ方なのに、その歌が普通にBGMとして作用しているのはいいんだろうか。

ライブシーンの視点の動き方が躍動感あって面白い!ライブとまひるの回想の合わせ方もうまく切なさが表現されててセンスを感じる。

口紅が今後重要なモチーフになりそう?

クラゲは外から光を溜め込んだら自分でも輝けるようになる。

ラストシーンの虹色の眩い光もいいなあ…。2人の輝かしい未来を予想させる。

ひたすらオシャレでストイックな雰囲気のアニメかと思って見たら想像よりエッチだった。画的な演出は中々好きだけど、ストーリー的にはベタかな。クラゲみたいなモチーフを上手く使って、もっとかっこよく話を回してほしい。今の所ストーリーも台詞回しもわかりやすすぎる。

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