スゴイ!稼ぎ方 山崎拓巳著

【賛同しにくい意見】
◎自分の希少性を上げる
→稼げる人は自分の希少性を高めるために時間を使う
「あることに1万時間を投下すると、その道の達人になれる」という考え方

アラフォー3児の母に「時間」を要求させるとキツい
3つの分野で達人になる頃には死んでいるかも・・・。

これは今の時代には当てはまらないかな・・・と思いました。

稼ぐことは「善行」という考え方や、稼ぐことへのワクワクは伝わってきました。私は一番の肝は「修行原体験」にあると思います。本著で紹介されている考え方がどうして産まれたのかが書かれていて非常に説得力があります。

タイトル通り、稼げる人がどのように考えているのかが分かって楽し異本でした。一方で、単なるアラフォー主婦には強みなどなく、ビジネスシーンからも遠ざかっているため、すぐに真似できることは少ないと感じてしまいました。

単なる主婦でもできることは、
「成功からも学ぶ」「成功者のコミュニティに属する」「利益のからくりに興味を持つ」でしょうか。

筆者の親戚のおじさんの教えで、「人の失敗した後を歩いてみろ」というのがあるそうです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

失敗した人はアイディアを行動に落とした人だ。後を歩くと、その人がなぜそれをやろうとしたのか見つけられることがある。失敗例を本来すごい成功を遂げる予定だったと仮定し検証する方法がある。それがチャンスだ。
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私は失敗しかしませんが、こういう風に見てくれる人がいると心温まります。失敗したとき、何を成し遂げたかったのか、どうして失敗したのか、後ろを歩いた人はどう対策を立てるだろうかと思いを巡らせたいと思います。

「成功者のコミュニティに属する」
憧れの人が一人しかいないことに愕然としました。

「利益のからくりに興味を持つ」
なぜ某ハンバーガーチェーンが儲かっているのか?が紹介されていますが・・・。私はこの事例だけで興味を持つことができました。頭を使わない習慣ができていますが、頭を使うきっかけになりました。


【一番の収穫】
夢は「欲」ですが、その欲に「公」を足すことで「志」に変わります。

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その行いは、いかなる貢献につながっているのか?
善行として認識できるか?
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労働が単なる金儲けだと、協力者も現れないし歓迎されない。
稼げる人のタイプ⑤で志を持っている人と紹介されています。

マザーテレサ
「反戦集会には行きません。平和集会には行きます。」
問題を否定するのではなく、問題が解決された世界を望むことが解決の鍵とのことです。


なぜ一番の収穫が「志」なのか?
それは息子の感じに「志」を使ったからです(笑)

息子に送った漢字ですが、改めて解説されるとイメージだけで使っていたことに気づかされました。今は好きな事ばかりしている息子ですが、いつか話してあげたい内容でした!


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