苦手なカードを克服したい#2

前回の記事の投稿後、かずまるさんに色々教えて頂いたので、教わったことと、それから得た結論を書きます。かずまるさんありがとうございました。

個別カードについて

騎士
・生産力のある騎士は強い(アンナ、ナタリー、シルヴィア)
・騎士を買う目的(ここの認識が甘かった)は、ゲームを後ろに伸ばすこと→甘い構築をされた時とかに有効
・相手のデッキに銅貨や屋敷が多く残っている場合は、2枚回転させることによる利敵行為になりかねない

陣地
(金貨、鹵獲品を公開できない可能性がある陣地をリスクのある陣地と定義)
・陣地を取り勝たなければならないサプライかを判断し、取り勝たなければならないなら、そのための努力を惜しまない(金貨を買うとか、リスクのある陣地は打たないとか)
・リスクのある陣地を打つかの判断は、それにより増えた手札で何をしたいのかによる(獲得or廃棄が増えないなら打つ意味は殆どないし、陣地を打たずにパスしたとしても2金の陣地ぐらいは買える)


・城は、それ自体の効果より、サプライに存在する勝利点が増加することの方が重要(2人戦の勝利条件の1つである、過半数の勝利点を取ることのハードルが高くなる→通常よりデッキを組む必要がある)
・9、10城は一気に取らないとカットされて困ると思っていたが、10城はカットする側も辛いので気にしすぎなくて良い
・6、7城はサプライによってパワカになりうるので注意(自分は、6、7城は割と無条件でパワカだと思っていた)
・始めから「城をやろう」と考えるべきなのは賞金稼ぎや強制退去といった相性の良いカードが存在する場合のみで、それ以外では、相手が属州先行してきたから城に触るといったアプローチが自然

サル
・大量ドローの印象が強かったが、持続ドローによる初動安定目的で買うのが一般的
・相手のサルについては、相手の手札が何枚増えるかというより、相手の行動が強化されるかどうかを考える→獲得枚数が増えたり、執事で廃棄しつつ5金カードを獲得できたりするなら警戒する必要があるが、例えば結局属州1枚しか買えないなら手札が3枚だろうと100枚だろうと変わらない
・インタラクションが強いカードに見えるが、自分がサルで何をしたいのかを考えるのが第一で、相手を見る必要はそこまでない

総督
・総督は非常にコスパの良いカード(2回打つだけで属州が取れる
・サプライの過半数勝利点を取るのに必要な回数打つことが大事
・4金カードがある場合は自分の改築効果で相手も公領を取れるので注意
・総督を集めるのは、大量改築による終了権にはなりうるが、手損にもなりかねない
・勝手に飛んでくる銀貨等を使って、お金で属州を買っておくと、総督を打たなければいけない回数が減る
・ドロー効果は弱く、金貨獲得は強い→ドローを他のカードで補強できるとよい
・ゲーム終了タイミングで金貨を使い切るのが最も手数が少なくてよい
・総督を集めると、その総督自身と金貨を引き込むために多くのドローが必要で、そのために総督でドローするようでは本末転倒

都市
・大量ドローの印象が強かったが、手順で村として使って、山が枯れそうなら集めるぐらいが素直
・都市が1山目になりそうなら、都市を集めるのはコスパが悪い

投資
・投資によって増えた手札で何がしたいのかを考える
・4金1獲得としても使える

まとめ

自分がインタラクションが強いカードを苦手としていた原因は、その目立つインタラクション部分ばかりに注目して、そのカードで自分が何をしたいのかを見られていなかったから、つまり「インタラクションが強いから」ではなく、「強いインタラクションに惑わされて、他のカードでならできるような基本的な考え方ができていなかったから」であろうという結論を、今回の企画を通じて得ました。
どんなカードを考える際も、とにかく「自分がそのカードで何をしたいのか」を第一にすえる、というアプローチが有効そうです。

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