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グローバリストの罠に嵌まったリズ・トラス就任1か月史上最短で辞任

そろそろ霜降(そうこう)です。朝晩が冷えて冬の気配、紅葉が始まる季節です。シニアの皆さん、ともに元気で頑張りましょう。(笑)

こんばんは、良仁です。欧州から戻ってからもバタバタ忙しく、今週は皆あちこちへ飛び回っているようです。最近は減らしましたが、私が年間150~200日は海外へ行っていました。コロナがおさまったので、皆年間100~150日くらいは海外へ行くだろうと思います。今週は晃と留美が戻っていたので昨日久しぶりに道場で晃と一汗流しましたが一段と強くなっていました。やっぱり留美さん効果でしょうか?(笑) 久しぶりに留美さんが投稿してくれました。留美さん、すばらしい記事です。留美さんの知性が滲み出ています。晃効果でしょうか?(笑) 二人ともクールになりましたね。

来週から南米ですね、よろしくお願いします。ブラジルは場所によって物騒ですが、晃が一緒だから大丈夫でしょう。でも、留美さんに手を出したりしたら、晃が相手を殺しかねないので留美さんくれぐれもよろしくお願いします。(笑)


さて、寝るところでしたが、トラスが辞任を表明したので投稿しました。

” I am a fighter and not a quitter! ”

昨日の首相質疑で、労働党党首キア・スターマー ( Sir Keir Rodney Starmer)が『ミニ・バジェット』を撤回した首相リズ・トラスを責めて強く辞任を迫りました。動画をご覧ください。

「私はファイターでクイッター(Quitter;根性なし)じゃない!」と反論して辞任を否定したリズでしたが… 辞任を表明しました。

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マスコミには、メアリー・トラスではなく、ミドルネーム Elizabethでリズ・トラスと呼称させていた女王陛下御用達のメアリーさん。

エリザベスが生前に指名して首相になったものの、後ろ盾が亡くなれば一瞬で失脚です。

動画の画面向かって右側の男性が財務大臣のジェレミー・ハント(Jeremy Richard Streynsham Hunt 1966/11/1 - )です。この度のトラス失脚を仕掛けた黒幕です。勿論、彼を操っているのはグローバリスト勢力、つまり欧州連合議会ですよ。(笑) 正体は反ブレグジット(Brexit=British+exit)派のハントは今まで党首に二回チャレンジして失敗していますが今回の政変のキーマンですから覚えておいてください。

次の首相有力候補としてリシ・スナックやペニー・モーダントの名前があがっていますが、ハントを引きずり下ろしたということは、グローバリストのシナリオでは次はブレグジットを中止する方向へ進める首相ということになります。ブレグジット派の仮面をかぶったボリス・ジョンソンもやる気十分です。(笑)

3人とも保守党は名ばかりで、バリバリのグローバリストですから正体は3人とも反ブレグジットです。

スナックが本命ですね。次の首相が誰かによって欧州の潮流が変わる可能性もあります。

リシ・スナック(Rishi Sunak)保守党 反ブレグジット
オックスフォード大学/スタンフォード大学経営大学院

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ペニー・モーダント(Penny Mordaunt)保守党
レディング大学 反ブレグジット

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ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)保守党
オックスフォード大学 反ブレグジット

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英国の国会は面白いですね、次々と役者が出てきます。国費をつかって何をやっているのか意味不明な上に大根役者しかいないので見ていてもまったく面白くない日本の国会とは大違いです。あれでもトラスさんもオックスフォード大学ですからプライドがあって面白いですね… 世界1位がゴロゴロいる英国と35位止まりが屯する日本では所詮役者が違うということでしょうか。

こういうのを見ると、アングロサクソン資本主義の衰退が加速しているのがよく分かります。グローバリストもなんとかしようと必死なんですね。(笑)

玄司が書いていましたが、日本では第二次橋本内閣時の1996年金融ビッグバン以降、米国のシナリオで、それまでのライン型資本主義からアングロサクソン型資本主義にチェンジしました。その結果が今です。

未だにアングロサクソンキャピタリズムの小さな政府を唱えるおバカな財務省の宦官官僚どもですが、日本の政治家もそろそろ真面目に政治をしないといけないですね。(笑)

そうそう、まったく関係ない話ですが、中国の小鵬汽車(シャオペン)社が、ドバイでFlying Car(空飛ぶ車)のデモンストレーションをしていました。日本もこういう楽しいオモチャを作ってくれたら即購入しますよ。(笑)


では、みなさんグッドナイト


エムケイコンサルティング 良仁