ロシア圧勝で終わったウクライナ紛争の始末に動き始めた世界
新年度(2023年10月1日~2024年9月30日)の本予算が成立していない米国では12月16日までの政府支出に充てるつなぎ予算が9月29日上院を通過(賛成72反対25)翌30日に下院を通過(賛成230反対201)して成立。同日、大統領が署名して発効したが、ウクライナ支援の予算は含まれていない。今回のウクライナ紛争を仕掛けたワシントンも弱体化し、始末に着手した保守勢力に押されている。以前から噂されていた下院議長トランプというシナリオも現実味を帯び始めた。
欧州では汎スラブ色の国旗を掲げるスロバキアで、9月30日に行われた議会選挙で野党スメル党が第1党となり党首で同国元首相のロベルト・フィツォは、政権を取ればウクライナへの軍事支援を停止すると言明した。
ロシア圧勝で明らかに潮目が変わった世界情勢。
「フィツォ新政権が対ロシア政策を変更しヨーロッパの足並みが乱れる可能性があります」と頓珍漢なTBS。馬鹿に付ける薬はない。