トランスヒューマニズム|思想としての危険性
written by Rumi Komiya
人工的に人間の身体能力と認知能力を改造し人間の根本的な限界を克服し現在より拡張した能力を持つポストヒューマンへと進化させようという思想がトランスヒューマニズムtranshumanismである。
いわゆるSF映画のサイボーグを作ろうというのだが、問題は、この思想が、あの気狂い男クラウス・シュワブが主催するWEF世界経済フォーラム World Economic Forum のグレート・リセットの一環である第4次産業革命の要項の一つであるということである。
今風に言えば alternative human 代替人間か? 人間の代わりになるセンサー付精巧人体モデルをバイオニックヒューマノイドロボット Bionic Humanoid Robot と呼んでいるが、人体とロボットとの融合に至ることは間違いないだろう。
グレートリセット計画は、デジタル金融複合体による国家政権制御及び国民完全管理・完全監視、テクノ封建社会テクノクラシーの構築、そしてトランスヒューマニズムによる第4次産業革命によって果たされる。
WEF世界経済フォーラムがグローバル資本主義体制の重要なシンクタンクであり、ディープステートを代表する権力集団組織であり、数十年間、デジタル金融複合体の支配下に置かれた国家政権と多国籍資本とグローバル企業の覇権調整の役割を担ってきたことを改めて認識する必要がある。
すでに、世界中で数千万人のトランスヒューマニズム信奉者がいるという。
金の力で秦の始皇帝の不老不死を二千数百年の時を経て叶え、永遠に世界を支配し続けたいと切望する愚かで醜い人間の全てが世界の支配者集団であるという事実を知れば、トランスヒューマニズムの思想としての危険性を疑わざるを得ないのである。